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人生ゲーム(The Game of Life)

ぢつと手を見る 考えてみるとすごい邦題である。「人生をテーマにしたゲーム」というよりは、「人生とは全てゲームである」というメッセージを主張するかのようだ。 日本ではボードゲームの代名詞としてすっかりおなじみの人生ゲーム。最初は1860年にアメリカで作られ、それから100周年記念で現在の形にリメイク。…

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ゲームマーケット2010:中古ゲーム

ゲームマーケットのもともとの主旨は、押入れの奥に眠っているゲームを持ち寄り、ほかの人に遊んでもらうというものだった。であるからして、中古ゲーム販売は今もなおゲームマーケットの大きな柱と言ってよいだろう。いつのゲームであれ、遊んでいない人にとっては新作である。ゲームマーケットはそれが安価に手に入る絶好…

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ゲームマーケット2010:輸入ゲーム新作

ゲームマーケットでは毎年、ボードゲームショップが競うように最新の輸入ゲームを販売しており、長い行列ができる。2月に行われたニュルンベルク国際ゲーム祭で発売されたばかりの最新作が、日本語ルールつきで遊べるのは嬉しい。体験スペースもあるので、気になったゲームがあったら遊んでいこう。 ゲームマーケットで初…

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スルー・ジ・エイジ(Through the Ages)

ボードゲーム史のブレイクスルー このところずっと気になっていたゲームだった。チェコ人ゲームデザイナー、フヴァキルの最初の作品にして名声を一気に高めた作品。国際ゲーマーズ賞の大賞に輝き、ドイツゲーム賞こそ8位止まりだったものの、先日ポーランド年間ゲーム大賞にも選ばれた。香港のウォーゲームズクラブから中…

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ゲームマーケット2010:500円ゲームズ

今年のゲームマーケットの目玉は、500円ゲームズというキャンペーンである。発足時に報じたように、ゲーム価格の上昇による弊害を危惧するデザイナーたちが始めたものであるが、たくさんの賛同者が集まり、27タイトルも出展されることになった。通常の新作が60タイトルあるので、新作の実に約3分の1が500円ゲー…

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タクタク・タクシー(Tuk-Tuk Taxi)

その先は通行止めでした ヤフオクの常連gccw1800ことジョーヤマさんが、どうしようもないゲームがあるので遊んでほしいとサンプルを送ってきた。フィンランドに本拠を持つタクティックというメーカーのタクシーゲームである。しばらく棚に入れたままだったが、夜も遅くなり軽いゲームということで出してみたら、意…

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ゲームマーケット2010:前日イベント

ゲームマーケットの前日となる5月29日(土)、午前10〜17時に同会場にて拡大ゲーム会が開かれる。一般に行われているゲーム会のように、参加者が自由にゲームを持ち寄り、テーブルを囲んでゲームを楽しもうというもの。参加費300円。事前申込不要。 主催するのはゲームマーケットの元主宰・草場純氏。テーブル8…

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三頭政治の終焉(Das Ende des Triumvirats)

カエサルを帰さぬ 西暦前60年、元老院と対立したポンペイウスがカエサル・クラッススと密約し、実力による支配を強行。ポンペイウスはヘレニズム地域を、クラッススはエジプトを除くアフリカ北岸を、カエサルは未平定のガリアを担当し勢力圏とした。前53年カエサルの台頭を危険視したポンペイウスが、元老院と妥協、結…

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ゲームマーケット2010:新作リスト

来週の日曜日に東京・浅草で開かれるゲームマーケット2010では、例年にも増してたくさんの新作ゲームが発表される。そこでspielbox-onlineがエッセン国際ゲーム祭用に作っているものに倣い、プリントアウト用の新作ゲームリストを作成した。これを印刷して会場に持ち込めば、効率よくブースを回れるだろ…

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キクラデス(Cyclades)

ダメージ効くらです ギリシャの島々を舞台に、神々の力を得て覇権を争うゲーム。前年に発表された『ジャイアント』や、ニュルンベルクで発売された『ダイスタウン』で注目されるフランスのマタゴー社の作品で、デザイナーは『ダイスタウン』と同じカタラとモーブロン。 自分が支配する島から収入を得たら、神への捧げ物で…