投稿者: おの
『エジツィア』ルール改訂
昨年秋にハンス・イム・グリュック社(ドイツ)から発売され、高い評価を得ている『エジツィア』のルールが改訂され、同社のホームページで公開されている。また、ユーザーからのルール質問に答えてFAQページも公開した。 新しく追加されたルールは次の2点。 ・各プレイヤーは最初からスフィンクスカードを山札から1…
倉庫の街(Speicherstadt)
お金なくてクラクラ ゲーム内容はこちら。いかにもドイツゲームらしい、骨太でシンプルなリソースマネージメントゲームであるが、実際に遊んでみたら印象はかなり違って、リソースよりお金に終始苦しめられるカツカツなゲームだった。シャハトかと思ったくらい。 ゲーム開始時のお金は5金。このお金でカードを買うわけだ…
ポーランド年間ゲーム大賞に『スルー・ジ・エイジ』
4月24日から2日間にわたってブロツラフにて行われた第5回グラチスラビアゲーム祭にて、ポーランド年間ゲーム大賞(Gra Roku)の結果が発表された。1400名以上のポーランドのボードゲーム愛好者の投票によって選ばれた今年の一番人気ゲームは『スルー・ジ・エイジ(Through the Ages)』だ…
『エンデバー』日本語版発売
ホビージャパンは本日、大航海時代をテーマにしたアメリカのボードゲーム『エンデバー』の日本語版を発売した。3人〜5人、12歳以上、約90分、5,880円。 各プレイヤーは、地中海沿岸に植民地をもつ西欧の帝国の代表となり、帝国の栄光と、産業、文化、財力、政治の価値を増やすために世界を航海する。 ゲームボ…
『たんとくおーれ 〜増築開始♪〜』発売
アークライトは本日、メイドをテーマにしたデッキ型カードゲーム『たんとくおーれ』の拡張『たんとくおーれ 〜増築開始♪〜』を発売した。2〜4人用、12歳以上、30〜60分、3,990円。 昨年暮れに発売された『たんとくおーれ』から、わずか4ヶ月で発売となった今回のテーマは「お庭」。単独でも、第1弾と混ぜ…
検索ワードベスト10
Wiiの『安藤ケンサク』の発売も間近になった今日この頃(Wii自体持ってませんが)、spielplatzで行われている今月のアクセス解析を見て、当サイトにはどんなゲーム名を検索して来る人が多いのか気になったのでGoogle Analyticsで調べてみた。 ちなみにブックマークなどから直接来る人が5…
『人生ゲームドリームチェンジ』発売
タカラトミーは本日、シリーズ初のプレイ中にボードがひっくり返る仕組みを盛り込んだ『人生ゲーム ドリームチェンジ』を発売した。9歳以上、2〜6人、3,990円。初年度8万個の販売を目標に展開する。 変化と夢を盤上に盛り込んだことが今回の特徴。盤面は「田」の字の正方形で、スタート&ゴールステージ、ファミ…
ハンザ・テウトニカ(Hansa Teutonica)(2)
お互いに手を取にか ゲーム内容はこちら。プフェファークーヘルでは4位と評判は上々で、ドイツゲーム賞でも1位は難しいかもしれないが間違いなく上位に入ってくるだろう。私はこのゲームをとても気に入っていて、昨年のエッセン国際ゲーム祭で発売された新作で5本の指に入ると思う。 序盤は1回のアクションで通商路を…
メンサセレクト2010
高IQ者のみ入会を許される団体メンサのゲームイベントが先週サンディエゴにて行われ、200名の参加者によって今年のメンサセレクト(Mensa Select)が決定された。49タイトルの候補から選ばれた今年の5タイトルは、『ドミニオン』や『マラケシュ(ズライカ)』が選ばれた昨年とは打って変わって非ヨーロ…
勝敗かコミュニケーションか、ではなく
ボードゲームの目的として、勝敗かコミュニケーションかというのはよくある話である。「スタイル、好み、経験」で、前者寄りをトーナメントプレイ、後者寄りをカジュアルプレイと呼び、このスタイルの違いが想像以上に大きいことを指摘した。 例えば、鈴木銀一郎氏が「ときどき、『ボードゲームはコミュニケーション・ツー…