ホビージャパンは1月下旬、『コアトル(Cóatl)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・P.ブラサール&E.ドゥボワロイ、イラスト・シリージェリー、1~4人用、10歳以上、30~60分、4500円(税別)。
オリジナルはシナプスゲームズ(カナダ)から昨秋発売された作品。アステカ王国を舞台に、司祭たちが翼の生えた蛇神「コアトル」の彫像を作って名声を競うセットコレクションゲームだ。
手番には中央ボードからコマを取って自分のボードに置くか、予言カードを取るか、自分のボードにある頭、胴体、尾コマをつないでコアトル像を作る。コアトル像が完成したら手札の預言カードや神殿カードのパターンに合っていれば名声点が入る。
こうして誰かが3体目のコアトル像を完成させるか、または胴体コマの供給が尽きたら一周して終了。名声点の合計を競う。
コマはカラフルなプラスチック製の部品でできており、連結すると可動する。また中央のボードへの補充は特製の布袋から引き、ほしいコマが出るか出ないかで一喜一憂する。運と思考のバランスを取ったミドルクラスの作品だ。
内容物:コアトルコマ 150個(尾15個、頭15個、胴体120個)、預言カード 54枚、神殿カード 15枚、サプライボード/得点ボード 1枚、プレイヤーボード 4枚、サプライバッグ 3袋、供物トークン 12枚、スタートプレイヤーマーカー 1枚、ルールブック 1部 他