カルカソンヌ拡張『湖畔の宿と大聖堂』『商人と建築士』『妖精とドラゴン』日本語版、11月7日発売

メビウスゲームズは11月9日、『カルカソンヌ:湖畔の宿と大聖堂(Carcassonne: Expansion 1 –  Inns & Cathedrals)』『〃:商人と建築士(2 – Traders & Builders)』『〃:妖精とドラゴン(3 – Dragon & Fairy)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:K.J.ヴレーデ、イラスト:M.グレーバー&F.G.シュテンメレ、2~6人用、13歳以上、60分、各2800円(税込)。プレイするためには『カルカソンヌ』基本セットが必要。

2001年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、1200万セットを販売しているタイル配置ゲームの拡張セット。オリジナルはそれぞれ2002年、2003年、2005年に発売され、何度かイラスト変更で改版されている。今回の日本語版は2025年版で、基本セットは『カルカソンヌJ』または『カルカソンヌ21』に準拠する(イラストの雰囲気にこだわらなければ旧版とも組み合わせ可)。3セットそれぞれに新しい川タイルが入っている。

『湖畔の宿と大聖堂』では宿屋と大聖堂のタイルのほか、新たな形状の都市・道路・修道院タイルが追加されるほか、通常のミープル2個分に相当する大型ミープルを加える。また6人目のミープルセットが入っており、6人までプレイできるようになった。

『商人と建築士』ではワイン、布、小麦のシンボルが描かれたタイルがあり、得点するときに獲得して最後に最も多く集めたプレイヤーにはボーナスがある。都市や道に置くと追加でタイルを配置できる建築士と、草原を早期特典できるブタも加わる。

『妖精とドラゴン』は火山から移動してミープルを食べる。ドラゴンが近づけない妖精を味方につけてさらにボーナスも稼ごう。都市にいるミープルを追い出す王女や、前に置かれたタイルにミープルを置けるマジックゲートも加わり、カルカソンヌがファンタジー世界となる。

オリジナル版元のハンス・イム・グリュック社(ドイツ)では今年、今回日本語版となった3タイトルを含む拡張セット10作をリメイクしてリリースしている。すべて小箱でデザインが統一され、ボックスはつなげるとパノラマアートになる仕掛け。第7拡張のカタパルトは物理的にチップを飛ばして当てるアクション要素がなくなったが、残り7セットの日本語版に期待したい。

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