テンデイズゲームズは12月21日、『ブラックフォレスト(Black Forest)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:U.ローゼンベルク&T.ローレンツ、イラスト:L.ジーグモン、1~4人用、14歳以上、60~120分、12100円(税込)。
ドイツ南西部、シュヴァルツヴァルト(黒い森)を舞台にしたガラス工房経営ゲーム。『アルルの丘』ビッグボックスでタッグを組んだローゼンベルクとローレンツのデザインで、フォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から今秋発売された。同じテーマの作品『グラスロード』(2013年)から資源ホイールを継承しつつ、アクション選択をワーカープレイスメントに変えた。
ゲームボードには5つの村があり、専門家や仕事タイルが置かれている。手番にはプレイヤーコマを移動し、移動先に隣接するタイルから資源を得たり、指定された資源を支払って仕事を達成したりする。土地を広げ、建物を建てることでさまざまな能力や得点が得られる。牧場で牛や豚を飼育することもでき、得点になる。誰かの食料が規定に達したラウンドでゲーム終了となり、生産したガラス、土地、家畜、建物の得点の合計を競う。
コマを動かして数量を管理する資源ホイールでは、空きマスができるとホイールの針を動かすことで全体の数量が変化すると共に特殊なリソースが生産され、独特なリソースマネージメントが求められる。ソロゲームでは5ラウンドでのハイスコアアタックを行う。
(写真は英語版)
ブラックフォレスト(Black Forest / Rosenberg & Lorenz / Feuerland+Tendays Games, 2024)
基本資源を底上げするとガラスや食料が生産されるホイールを使い、ワーカーが村々を回って資源を集め、土地を広げ、建物を建て、牛や猪を飼う。建物が『カヴェルナ』ばりにずらりと一覧されていて迷う pic.twitter.com/U2H8UOakhh— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) December 15, 2024