ドイツ南西部、シュヴァルツヴァルト(黒い森)を舞台にしたガラス工房経営ゲーム。『アルルの丘』ビッグボックスでタッグを組んだローゼンベルクとローレンツのデザインで、フォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から今秋発売された。同じテーマの作品『グラスロード』(2013年)から資源ホイールを継承しつつ、アクション選択をワーカープレイスメントに変えた。
ゲームボードには5つの村があり、専門家や仕事タイルが置かれている。手番にはプレイヤーコマを移動し、移動先に隣接するタイルから資源を得たり、指定された資源を支払って仕事を達成したりする。土地を広げ、建物を建てることでさまざまな能力や得点が得られる。牧場で牛や豚を飼育することもでき、得点になる。誰かの食料が規定に達したラウンドでゲーム終了となり、生産したガラス、土地、家畜、建物の得点の合計を競う。
コマを動かして数量を管理する資源ホイールでは、空きマスができるとホイールの針を動かすことで全体の数量が変化すると共に特殊なリソースが生産され、独特なリソースマネージメントが求められる。ソロゲームでは5ラウンドでのハイスコアアタックを行う。
(写真は英語版)