リゴレは29日、『スリーピングゴッズ(Sleeping Gods)』日本語版の制作プロジェクトを発表し、クラウドファンディングにて支援の募集を始めた。ゲームデザイン&イラスト:R.ローカット、1~4人用、13歳以上、60~1200分、14000円で製品が発送される。拡張セット『ダンジョンズ(Dungeons)』『タイド・オブ・ルーイン(Tides of Ruin)』も同時制作され、それぞれ3500円、4950円で製品が入手できる(全部で22450円)。発送時期は2023年3月の予定(遅延の可能性あり)。また、クラウドファンディング限定ではないが、一般発売の数量は少なくなる見込み。
1929年、未知の海に漂着した蒸気船マンティコア号の船員たちが、「神々のトーテム」を探し出して元の世界に帰ることを目指す協力ゲーム。『アバブ&ビロウ』のレッドレイヴンゲームズ(アメリカ)がキックスターターを経て2021年に発売した。キックスターターでは12000人から114万ドル(1億4600万円)を集め、国際ゲーマーズ賞ソロゲーム部門ノミネート、ゴールデンギーク賞ではミドル級大賞、イノベーティブ、テーマ、ソロ、協力、アートワークの6部門にノミネートされ、テーマとアートワークで部門賞を受賞している。
26ページのバインダー状の地図の上で蒸気船コマを移動させ、行き先を決めて170ぺージのストーリーブックを読むことでさまざまなイベントが起こる。地図はオープンワールド状になっており、地図の端まで行けば次のページの地図につながる。ナラティブ要素に加えて、リソースマネージメント、船の管理とアップグレード、そして戦闘といったゲーム上の選択もあり、没入感を高める。
1回のゲームは1~2時間で、途中でログシートにデータを記録して次回はその続きからプレイする。キャンペーン中、同じメンバーでプレイする必要はなく、1人でプレイを進めてもよい。どんな冒険が待っているか、この目で確かめよう。