高円寺・神保町のボードゲーム専門店すごろくやが、大人が60分ほど遊んで満足できるボードゲームの新ラベル「オトナちょうどいい」をスタートした。該当するボードゲームはステッカーが貼付されるほか、通販や店舗で専門コーナーが設けられる。
選定基準は「大人が30分から1時間くらいでじっくり集中して遊ぶことで真価を発揮する」「ルールが複雑すぎない」「独自のゲーム性があり、考え甲斐のある深みにつながっていて何度も遊びたくなる」の3つ。『カタン』『カルカソンヌ』『チケットトゥライド』『パンデミック』『世界の七不思議』などがラインナップされている。
近年、ボードゲームの多様化とリリース数の増加に伴い、ルール説明がほとんど要らず5~10分で遊べるパーティーゲームから、ルールが多くプレイ時間も2時間を超える重量級ゲームまで幅広くなっており、中量級の定番が相対的に目立たなくなっているほか、ミスマッチも起こりやすくなっている。アスモデ社(フランス)には同社の定番ボードゲームを集めたラベル「アンボックス・ナウ(Unbox Now)」があるが、このようなラベルが付されることによって、ボードゲームに興味を持った人がとりあえず何を遊んだらいいかわかりやすくなるだろう。
今後は、Youtubeチャンネルで解説動画を増やしたり、ハッシュタグでSNS投稿キャンペーンを展開したりするなど、さまざまな企画を展開していく予定だという。