アーチゲームズは4月23日、カードゲーム『ゾフィンズー(Zoff im Zoo)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:D.マテウス&F.ネステル、イラスト:D.マテウス、3~7人用、10歳以上、45~60分、2640円(税込)。ゲームマーケット2022春では特別価格2500円。
オリジナルは1999年、ドリス&フランク社から発売された。ドイツ年間ゲーム大賞候補、ドイツゲーム賞10位、アラカルトカードゲーム賞2位と全てに入賞した作品。日本ではメビウスゲームズなどが輸入版を扱っていたこともある。前の人より強いカードを出していって手札を先になくすことを目指すラダークライミング(はしご昇り/大富豪系)ゲーム。
手札から順番に動物カードを出していくが、前の人と同じ枚数でランクが強いカードか、同じ動物で1枚多いカードを出さなければならない。出せない人はパスをして、全員がパスしたら最後にカードを出した人から新しいラウンドを始める。
よりランクの強い動物はカードに示されており、例えばネズミよりハリネズミなどが強いが、ゾウよりもネズミが強いという循環構造となっている。また陸と海の動物に分かれていて互いに干渉できないところもポイントだ。
手札がなくなった順に得点が入り、規定点を超えたらゲーム終了。最終得点を競う。
日本語版では得点ボード、得点コマ、ランク早見表を追加し、カードのクオリティをアップ。ドイツゲームの黄金期を飾った作品がおよそ四半世紀を経ての登場だ。
ゾフィンズー(Zoff im Zoo / D.Matthäus & F.Nestel / アーチゲームズ, 2022)
動物の強弱で大富豪。前の人が出したカードより強いカードか、枚数が1枚多いカードで勝てて、全員がパスすると再び自分の番。手札が先になくなった人から得点。強弱が樹形図のようになっていて、どこから出すか考えさせる pic.twitter.com/xmkV0wWPpF— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 6, 2022