シュピール・デジタル’20:ディーププリントゲームズ

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プランBゲームズから独立した元エッガートシュピーレの社長らが立ち上げた出版社(記事 )。今回が初出展となる。
リネイチャー(Renature)
ゲームデザイン・W.クラマー&M.キースリング、イラスト・D.ローハウゼン、2~4人用、8歳以上、45~60分。
環境汚染された渓谷を元の状態に戻すことを目指す。川の流域に沿って動物のドミノタイルを配置し、隣接する領域に植物を植える。しかし、どの植物をどのタイミングでどこに投入するべきか、うまく答えられたプレイヤーだけが勝つことができる。
中央に大きなゲームボードがあり、そのほかにプレイヤーボードがあって、自分の色と中立の色の芝生、茂み、松、オークなどの木駒、10種類の動物が2つずつ描かれたドミノタイルをもつ。
順番に手札のドミノタイル3枚から1枚をドミノのルールで配置する。ドミノタイルが茶色の空きマスに隣接していると、そのマスに植物を置くことができる。植物は種類によって1~4の価値があり、そのエリアにすでにある植物以下の得点がもらえる。

京都議定書(Kyoto)
ゲームデザイン・J.クレナー&S.ハルラー、イラスト・C.オッパラー、3~6人用、10歳以上、30~45分。
1997年に京都で開催された世界気候会議で、各国のCO2排出量を削減するための議定書が採択された。これが京都議定書である。
このゲームでは、プレイヤーは各国の代表として、気候会議でスピーディー交渉を行う。何も行動を起こさなければ地球に害が及ぶことを念頭に、削減目標を達成し、必要な財源を確保する。しかし、どの国にも隠されたアジェンダがあり、その国の富を増やしたい、あるいは維持したいという利権もある。
必要以上に出費したい国はない。何ラウンドかを通して、環境と各国の利益のバランスを見極めなければならない。石炭火力発電所、ビニールレジ袋、ビーフステーキ、F1、石油プラットフォーム、空の旅、スーパータンカー、クルーズ客船など、CO2排出量などが書かれたカードをプレイする。

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