ポルトガル年間ゲーム大賞2019に『ルート』

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ポルトガルのボードゲームサイト「シュピール・ポルトガル」は22日、2019年のポルトガル年間ゲーム大賞(Jogo do Ano)を発表した。5タイトルの最終候補から、審査委員会の投票によって動物王国の戦いをテーマにしたアメリカのボードゲーム『ルート(Root)』が選ばれた。
ポルトガル年間ゲーム大賞は2006年からスタートし、13回目を迎える。サイトのメンバーが10タイトルの新作を挙げ、その中から最終候補を5タイトルに絞って投票にかけられる。コンポーネント、テーマ、システム、繰り返しプレイする価値、インタラクション、総合的な楽しさの6項目で審査され、ベストゲームが決まる仕組み。過去には『ブラス』『キーフラワー』『ネイションズ』『ラ・グランハ』『モンバサ』『グレートウェスタントレイル』『リスボン』などのゲーマーズゲームが選ばれている。
『ルート』はレダーゲームズ(ドイツ)から発売された動物戦争ゲーム。部族ごとに目的もコマ数も手番の進め方も異なる非対称ゲームで、ゴールデンギーク賞2018、オリジンズ賞2019で大賞に輝き、英語圏で高く評価されてきた。日本語版はアークライトから来週発売予定。ポルトガル年間ゲーム賞からは、恒例の授賞したゲームをあしらった美しいトロフィーを授与される。
ノミネートには日本のアナログランチボックスから発売された『飛行船都市』、日本語版がある『アンダーウォーターシティーズ』『テオティワカン:シティオブゴッズ』が入っている。いずれもたっぷり遊びごたえのある作品ばかりだ。
【ポルトガル年間ゲーム大賞2019】
大賞:ルート(Root / C.ウェールレ / レダーゲームズ)
ノミネート:飛行船都市、ブラックアント香港、アンダーウォーターシティーズ、テオティワカン:シティオブゴッズ

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