日本カタン協会は21日、次回の大会より、参加者に「反社会的勢力でないこと」および「反社会的勢力との関係がないこと」を示す誓約書を求めることを発表した。8月25日の「カタン名人戦」から適用となる。大会参加者は受付で誓約書に実名と住所の記入が求められ、署名しない場合は参加できない。
【カタン名人戦参加される方へのお知らせ】
当協会主催「第22回カタン名人戦」が今週末8/25(日)に行われますが、その受付時に「反社会的勢力でないこと」および「反社会的勢力との関係がないこと」を表明していただくため、誓約書にご署名をいただくことになりました。— 日本カタン協会 (@catan_jp) August 21, 2019
反社会的勢力とは、同会によれば「暴力団やマルチ商法等、暴力・威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」を指す。同会でイベントを掲載・紹介している他団体についても、反社会勢力であると判明次第、即時掲載・紹介を停止するという。
該当する団体は公表されていないが、個別にはこれまで、ネットワークビジネスに関係したと見られる人物に対し、参加を断ったケースもあったという。同様の署名は過去にも行っていたが、今年になって『カタン』を悪用する動きが活発化してきたと判断し、再び署名を求めることになった。
マルチ商法や霊感商法で人を集めるための隠れ蓑としてボードゲームプレイスペースやボードゲームカフェが利用されているという情報は昨年に当サイトにも寄せられ、注意を喚起している(ボードゲームプレイスペースやカフェを装った悪質商法に注意 )。