グループSNEは5月31日、『ヴィクトリアン・マスターマインド(Victorian Masterminds)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ボウザ&E.ラング、イラスト・D.トセロ、2~4人用、14歳以上、45~60分、6000円(税別)。
CMON社(シンガポール)から今年の1月に発売された作品。『花火』『世界の七不思議』のボウザ(フランス)と、『クォリアーズ』『ブラッドレイジ』のラング(カナダ)が初めてコンビを組んで制作した。シャーロックホームズ亡き後のロンドン、モスクワ、ワシントン、ローマ、パリで悪事の限りを尽くす。
メインのシステムは非公開ワーカープレイスメント。手番にはシャッフルした5枚のエージェントタイルから1枚を取って、裏向きにして各都市に配置する。すでに誰かがエージェントタイルを置いた都市にも置くことができ、3枚になると公開してタイルを置いた順番に解決する。
都市によって、またエージェントによってできることが異なり、リソースを得たり、ミッションを達成したり、歴史的な建造物を強奪したり、マシーンを開発して特殊能力を得たりする。誰かがマシーンを完成させるか、極秘任務ポイントを規定まで集めたら最終手番を行い、騒乱ポイントで勝敗を決める。
ビッグベン、聖ワシリイ大聖堂、ホワイトハウス、コロッセウム、エッフェル塔をはじめ建物の豪華フィギュアが付属し、1時間で充実したプレイ感を得られる新作だ。