ケンビルは2月中旬、ファンタジーボードゲーム『エスノス(Ethnos)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・P.モーリ、イラスト・J.ハウ、2~6人用、14歳以上、45~60分、4500円(税別)。
イタリア人デザイナーのモーリ(『アウグストゥス』『バスコ・ダ・ガマ』)がデザインし、CMON社(シンガポール)から2017年に発売された作品。ファンタジー世界の12の部族の民を集めて部隊を編成し、「エスノス」の大陸で3時代にわたって栄光点を競う。
部族カードは6色あり、ボード上の6つのエリアに対応している。各プレイヤーは手札1枚と、プレイヤー人数×2枚の部族カードを自分の前に並べる。各エリアに栄光点トークンを3枚ずつ置いてスタート。自分の番には新たな部族カードを1枚、山札か場札からリクルートするか、手札から部族か色が同じカードを自分の前に出して、対応する地域に支配トークンを置き、その部族の特殊能力を発動させる。
第1時代が終わると、各エリアで支配トークンが最も多いプレイヤーが栄光点を獲得。同様に第2時代は2位まで、第3時代は3位までが得点し、合計点で勝敗を決める。
12の部族から毎ゲーム5~6部族しか登場しない。ゲームごとに組み合わせを変えられるため、毎回多様な展開が楽しめるセットコレクションとエリアマジョリティのゲームだ。
ケンビルはこれまで『ゾン噛ま』『バイバイレミング』などのオリジナル作品や、独自ルートの輸入ボードゲームを取り扱ってきたが、日本語版を手がけるのは今回が初となる。
内容物:メインボード1枚、セットアップカード12枚、部族カード12セット、ドラゴンカード3枚、栄光点トークン18枚、支配マーカー156個、オークボード6枚、マーフォークボード1枚、ジャイアントトークン1枚、トロールトークン6枚
・ケンビル:エスノス日本語版予約サイト