ホビージャパンは2月下旬、各国のボードゲーム賞を総なめにしたタイルコレクションゲームの続編『アズール:シントラのステンドグラス(Azul: Stained Glass of Sintra)』の日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.キースリング、アートワーク・C.クイリアムズ、2~4人用、8歳以上、30~45分、5600円(税別)。『アズール』の拡張セットではなく、単独でプレイできる。
ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞を9年ぶりにダブル受賞したほか、フランス、オランダ、スペイン、ベルギーのボードゲーム賞で大賞に選ばれたボードゲームに、続編が登場。オリジナルはプランBゲームズから昨秋発表され、大いに注目された。
エヴォラ宮殿を完成させたポルトガル国王マヌエルⅠ世が、今度はシントラの王宮の窓をステンドグラスで装飾しようとしている。プレイヤーは世界一流のステンドグラス職人として、ポルトガル全土で一番美しいカラフルなステンドグラスを作り上げる。
プレイヤーは工房に展示されているガラス片コマ(透明プラスチック製)を選択し、宮殿の窓枠にはめ込んでいく。ガラス片コマの選択方法は『アズール』と同じだが、配置できる場所が職人コマの位置によって制限されており、窓の完成による得点も異なる。またゲームごとにボードも得点パターンも変わり、一筋縄ではいかないようになっている。簡単なルールと高度な戦略性に加え、見た目も美しいゲームだ。
内容物 工房展示ボード9枚、宮殿ボード4枚、図案票32枚、ガラス職人コマ4個、マーカー8個、ガラス片コマ100個、得点ボード1枚、先手プレイヤータイル1枚、グラスタワー1個、布袋1枚ほか
・TGiWレポート:アズール:シントラのステンドグラス