ホビージャパンは6月下旬、インドを舞台にした陣取りボードゲーム『タージマハル(Taj Mahal)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・、2~5人用、14歳以上、45~90分、6000円(税別)。
アレア(ドイツ)から2000年に発売され、ドイツゲーム賞1位に輝いた作品を今年、ズィーマンゲームズ(カナダ)がアートワークを一新してリニューアルした。リニューアル版ではゲームボードや宮殿駒といったコンポーネントを新たにし、2人プレイ用の新たなルールも加えている。
舞台は18世紀のムガル帝国、各地の藩王となって、ムガル大帝とその側近たちがインドの州を訪れたときに、競って彼らの好意を得る権力と支配のゲームだ。
12の州を予め決められた順番で訪問する中、プレイヤーは順番に、影響力を増すためにカードをプレイするか、その影響力を活用して利益を得る。12回の訪問の後、最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝利する。
メインシステムは公開オークションである。各州では手札を出して、シンボルごとに最多を競り、競りを降りたときに最多になっているシンボルで宮殿や交易品や影響を入手する。ほかのプレイヤーの狙いを読んで、無用な争いを避けつつ、どのポイントを押さえていくかという戦略性が醍醐味だ。
内容物:プラスチック製宮殿駒105個、ゲームボード1枚、影響力カード96枚、名声カード4枚、王冠1個、助言者トークン24枚・州トークン12枚、台座1個、ボーナストークン16枚、得点マーカー5個、スタートプレイヤーマーカー1個、ルールブック1冊