アークライトは8月5日、19世紀の牧場経営をテーマにしたボードゲーム『グレート・ウェスタン・トレイル(Great Western Trail)』日本語版を発売する。デザイン・A.プフィスター、イラスト・A.レーシュ、2~4人用、12歳以上、75~150分、5500円(税別)。
オリジナルは昨年秋にエッガートシュピーレ(ドイツ)から発売された。ゲームデザインは『モンバサ』などで人気が高まっているプフィスターが担当。シュピールのスカウトアクションで1位となったほか、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞推薦リスト、オーストリアゲーム賞フリーク部門ヒット、スイスゲーマーズ賞3位に選ばれ、今秋発表のドイツゲーム賞の入賞も確実視される作品だ。
19世紀のアメリカ合衆国で、プレイヤーはテキサスの牧場主となり、牛を育て、鉄道を利用して大都市カンザスシティへと出荷する。優秀な牛を育て上げ、いろいろな施設をうまく利用してスムーズに出荷しよう。腕のいいカウボーイや、職人や技術者を雇うことも必要になる。
手番にはカウボーイコマをカンザスシティに向けて進め移動先のアクションを行っていくが、デッキ構築あり、建物の特殊効果あり、目的カードなどの多様な得点方法ありと、ボードゲーム愛好者にはたまらない要素がてんこ盛り。手に汗握る決断の連続と、充実した戦略を楽しめる本格的なゲーマーズゲームだ。
内容物:ゲーム盤1枚、カード類120枚、タイル類150枚、木製コマ68個、コイン55枚、プレイヤーボード4枚、労働市場トークン1個、記録シート冊子1冊、ルール説明書1冊
※カードサイズ87mm×56mm