信じるも信じないも自由
シュピール16でブルーオレンジゲームズ(フランス)から無料配布された、たった1枚で遊べるカードゲーム。
カードにはオレンジの絵がついており、これを自分では上下分からないように回して口のところにもつ。これによって笑顔か渋顔かどちらかになる。
ほかのプレイヤーがその顔を見て好き勝手な反応をするので、それをヒントにして自分が笑顔か渋顔かを当てる。当たっていれば生き残り、外れればゲームから脱落となる。これを繰り返して生き残った1人がラウンドの勝者、2回勝ったらゲームの勝者となる。
8人で5分ほど。ほかのプレイヤーは嘘をついて外れるように仕向けるわけだが、信じてもらえなければ逆を言って当てられてしまう。そこでプレイヤーによって、本当のことをいう人と、嘘をいう人、さらには曖昧な反応を示すひとに分かれて混乱させる。その中から、誰が信用できるか、観察力が試されるゲームだった。疑心暗鬼になって逆を言い、それが外れて脱落すると特に歓声が上がる。
The Single Card Game
デザイン・U.スリンスカス/イラスト・C.ブーケ/ブルーオレンジゲームズ(2016年)
2~8人用/5歳以上/5分