新紀元社は本日、過去1年間の注目ボードゲームを振り返るレビュー誌『ボードゲーム・ストリート2016』を発売した。安田均&グループSNE著、B5版80ページ、1800円(税別)。
アナログゲーム専門誌『Role&Roll』連載のボード/カードゲームコーナー「ボードゲーム・ジャンクション」からピックアップし、書下ろしを加えたもの。毎年発刊されており、6冊目を迎える。年鑑として1年間の流れをつかむことができ、資料的価値も高い。
安田氏が選ぶ1年間のベストゲーム16タイトル、柘植めぐみ氏によるリプレイ、記録より記憶に残る佳品をおもしろおかしく綴る「ウニ頭にもできるもん」、そしてボードゲームに情熱を傾ける5人のホンネ面白座談会を収録。ほかにも、ゲーム賞、アプリ版ボードゲーム、日本の作品、あるいは日本で出た翻訳作品など定例の記事に加え、秋口ぎぐる氏による「アメリカボドゲ事情」、中野将之氏による「アジアボドゲ事情」、黒田尚吾氏による「ゲームカフェ、ショップの広がり」など新しいトピックも掲載している。
新作のリリースが年々増えている昨今、トレンドをチェックしたいボードゲーム愛好者だけでなく、新しいエンターテインメントを求めている人に贈る一冊だ。
・グループSNE:ボードゲーム・ストリート2016著者インタビュー