タチキタプリントは本日、ドイツのデザイナー、M.A.カサソラによる幻のカードゲーム『ジュリエットと怪物(Julchen und die Monster)』日本語版を発売した。2~5人用、8歳以上、20分、1000円。B2Fゲームズ(東京・立川)店舗か、通販サイト「I am Factory」のみの取り扱い。
『レンフィールド』に続くタチキタプリントの製品第二弾は、2006年に自費出版されたドイツのカードゲーム。M.A.カサソラ(『フェレータ』『アッティカ』『タルバ』『サンタクルーズ』)が、2枚のA4シートをハサミで切り抜いて遊ぶというかたちで販売した。先日のリトルエッセンで先行販売された今回の日本語版はもちろん完成したかたちで、初版限定のおまけとしてマグネットシートが付属する。
ジュリエットという女の子を食べるか、最後まで守り切ることが目的だ。2枚の手札から始めて、山札かほかのプレイヤーの手札らカードを引き、数字の大きい順に並べる。モンスターのペアができたら、これを使ってほかのプレイヤーからジュリエットを引き当てれば勝利する。
ババぬきに記憶や推理、ブラフの要素を加えることで、全く新しいプレイ感を生み出している。デザイナーのカサソラが自ら手がけた絵本のようなアートワークも見どころだ。
・タチキタプリント:タチキタゲームシリーズ
・I am Factory:ジュリエットと怪物