10月27日、シュピールにて、第8回カルカソンヌ世界選手権が開催され、ギリシャ代表のP.リツァルドプロス氏が前回チャンピオンのチェコ代表・M.モイズィス氏を破り優勝した。日本代表の岩村響氏は予選で敗退し25位。
前回を11カ国も上回る世界36カ国の代表と、昨年のチャンピオン・M.モイズィス氏が参加。予選を6ゲーム行い、勝ち数で上位4人が準決勝に進出した。予選ではM.モイズィス氏が王者の貫禄を見せて1位で通過。準決勝では予選4位だったポーランド代表を2点差で破って決勝に進出した。
ギリシャ代表のP.リツァルドプロス氏は予選を3位で通過し、準決勝ではラトビア代表を6点差で破って決勝に進出した。決勝は107対60という大差でモイズィス氏を撃破。ギリシャ勢初の優勝トロフィーをもたらした。
これまでに行われた8回のうち、第5回までは全てドイツ代表が優勝(うち第1回、第3~5回の4回はクエルフェルト氏)、第6回からはオランダ、チェコ、ギリシャの代表が優勝している。日本代表は第6回から参加し、2位、5位、25位という成績を収めている。次回もシュピール会期中に行われることが決まっており、日本代表のさらなる活躍が期待される。
・Spielzentrum Herne:8th Carcassonne World Championships 2013