10月24日から4日間にわたってドイツで行われたシュピール’13は、来場者が156,000人と過去最高であったことが、主催のフリードヘルム・メルツ社の発表で判明した。昨年の148,000人から8000人の増。
ここ数年、15万人前後で推移していた来場者数が急増した。ノルトライン・ヴェストファーレン州内の学校の秋休みに重なるかどうかが、子どもの参加に関わるといわれていたが、昨年(10月8~20日、シュピールは18~21日)も今年(10月21日~11月2日、シュピールは24~27日)も、秋休みに重なっている。参加国も昨年から2カ国、出展者数も昨年から1団体しか増えていない。
メルツ社は、ドイツのボードゲーム市場の売上が前年比5%増えていることを背景にあげている。急増の原因は明らかではないが、ドイツ国外からの参加者の増加なども考えられる。ただし改装のため別のホールで行われ、会場の広さが2000平方メートル(4%)広がったため、会場内の混雑は緩和されていた。
来年のシュピール’14は10月16日から4日間。
・Friedhelm Merz Verlag:News