ホビージャパン、8-9月の輸入リストを発表

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ホビージャパンは8~9月発売予定の輸入ゲームリスト7タイトルを発表した。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。10月のエッセン・シュピールに先行してドイツ以外の国で発売されるものがメインだ。
ダンジョンツイスター:カードゲーム(Dungeon Twister: The Card Game)
ダンジョンツイスターカードゲームC.ボーリンジャー作、アスモデ(フランス)、2人用、13歳以上、15~60分、4200円。
対戦型ダンジョン探検ゲーム『ダンジョンツィスター』が手軽なカードゲームとなって再登場。25のキャラクターとカードによって作られる迷宮が冒険を待っている。

目が覚めると、そこは松明の明かりがわずかに揺らめく部屋。ほんの少し前までは、俺は王女の開いた宴席に出席していたはずだ。一体何が、誰が、俺をこんなとこへ放り込んだ? とっさに、身につけていたパラディンの鎧と剣があるの確認し、安堵する。そして、部屋が明らかにドワーフの匠による石細工の部屋であり、時折何処からか聞こえる機械仕掛けの音に気が付いた。
まさか、あの大魔導士がつくりあげた機械仕掛けの狂気の迷宮で、その意思にかかわらず召喚されたもの同志が闘わされるという伝説は、真実のものであったのか? 隣の部屋には何本かのロープと、鍵が見える。しかし、一歩踏み出すや否や、部屋は機械仕掛けでぐるりと回転し、そこにあった物とともに壁の向こうに消えた。これは、一筋縄ではいかなさそうだ……

プレイヤーは、大魔導士によって召喚された機械仕掛けの狂気の迷宮で、アクションポイントを使用して移動し、部屋を回転させ、アイテムを獲得し、そして敵と戦う。恐るべき迷宮から生還して勝者となるのはどちらのプレイヤーか?
三匹のこぶた(The Three Little Pigs)
三匹の子ぶたL.プーシャン作、イエロ(フランス)、2~5人用、7歳以上、30分、3990円。
有名な童話をテーマに、簡単なルールで家族で楽しめるダイスゲーム。
子豚たちがこれから来る冬に備えて、丈夫できれいなお家を建てようと思っている。しかし、どんなお家を建てられるかはダイス次第。それに最近怖いオオカミがあたりをうろついていますので気を付けなければならない。オオカミは藁や板の家なんかは、ピューっと吹き飛ばしてしまう。
ダイスを振り、「わら」「木」「レンガ」のタイルを買ってお家を建てるが、オオカミが来たらそれ以上ダイスが振れない代わりに、ほかの人の建物を吹き飛ばすことができる。

アラン・R・ムーンのブラックスパイ(Black Spy)
ブラックスパイA.R.ムーン作、ズィーマンゲームズ(カナダ)、2~6人用、8歳以上、45分、2730円。
『チケット・トゥ・ライド』の作者によるトリックテイキングゲームの古典的な名作が、アートワークを現代風に刷新してのリメイクとなった。
ゲームの目的は、ゲーム終了時にもっとも得点の低いプレイヤーであること。
最初に配られたカードはまず3枚をとなりのプレイヤーに渡し、スタートプレイヤーから1枚ずつ順番にカードを出してゲームを進める。カードを出すときは、最初に出されたカードと同じ色のカードがあれば、その色を出さなくてはならない。1周して、最初のカードと同じ色で一番強いカードを出したプレイヤーが、出されたカード(トリック)を取る(テイク)。
5色あるうち、黒は得点になってしまうので、となりに何色のどの数字を回すかよく考え、また、黒のカードはプレイを慎重にしなければならない。
ワーウルブズ・オブ・ミラーズホロウ:新たなる村人(The Werewolves of Millers Hollow: Characters)
ミラーズホロウ拡張P.デバイエ、E.マーリィ作、アスモデ(フランス)、8~28人用、10歳以上、45分、1680円。
人狼のフランス版『ワーウルブズ・オブ・ミラーズホロウ』に新たなキャラクターが加わる拡張セット。単体ではプレイできない。

そして月日は流れた。牧草は青々とのび、家畜は肥え、新たな村人がやってきた。何もかも、あの日以前に戻りつつあった。しかし、それはあの青白い満月が煌々と夜の闇を照らしたあの夜、冷たい空気をあの遠吠えが響いたあの時までの、束の間の平和だった……
村人に紛れた人狼が、毎夜村人を一人、また一人と喰い殺していく……村人は、昼の間に村の集会で誰か一人を『人狼』として私刑にかける……人狼をすべて駆除するか、人狼が生き延びて村人をすべて喰い殺してしまうのか? 24人の新たな村人たちの新たな能力が、この惨劇の行方をどう変えるのか……

ゾンビキッズ(Zombie Kidz)
A.ロベ作、アスモデ(フランス)、2~4人用、7歳以上、45分、2310円。
子供たちが協力して、ゾンビが墓地の外に出ないように門扉を閉じ、ゾンビを倒す協力ゲーム。
子供たちは家のそばにある墓地には、恐ろしいゾンビが徘徊していることを知ったが、お父さんもお母さんも、大人は誰も信じてくれない。
もうこうなったら自分でやるしかないのだ。
ゾンビキッズ
ヘルヴェティア・カップ(Helvetia Cup)
ヘルヴェティアカップF.クリッティン、G.ラージェイ作、アスモデ(フランス)、2人用、6歳以上、30~45分、7980円。
ファンタジー世界のフットボールチーム対戦をするゲーム。豪華なフィギュアが18体付属する。

は~い、クリス・トンティンです! 今日はヘルヴェティア・カップの決勝戦を、豪華生中継で皆様のお茶の間へお送りします! さぁ、今年の優勝はマッドメンか、それともドラゴンズが優勝するのか? 空中サッカーを制するのはどちらの技なのか? チャンネルはそのままで!

プレイヤーはコーチとプレイヤーの両方の役割を受け持つ。コーチとしては、プレイヤーの身体能力をポイントで割り振りチームを自分のサッカー戦略に合わせて編成し、プレイヤーとしては、フィールドを走りまわり、ボールをドリブルし、パスを回し、敵ゴールへシュートを打つ。ディフェンス側はそれを阻止するべく相手へタックルをし、プレスをかけ、ボールを奪う。
ルールはファミリールールとゲーマーズルールの2通りあり、戦略と運の要素を兼ね備えたユニークなスポーツゲームだ。
ヘルヴェティアカップ(コンポーネント)
マウナ・ケア(Mauna Kea)      
マウナケアT.ターコカッリオ作、フッフ&フレンズ(ドイツ)、2~4人用、45分、5250円
『ウォルナットグローブ開拓史』や『エクリプス』などのシンプルでシステマチックな作品でファンも増えている、トウコ・ターコカッリオによる戦略性にとんだタイル配置ゲーム。
溶岩が迫り来る中、できる限り多くの住人を見つけ出し、脱出ボートまで導かなくてはならない。適切な判断と、わずかながらな運を味方につけて、恐るべき自然災害から住人を救い出した英雄になることを目指す。

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