アークライトは3月2日、仮面舞踏会で有力者とお近づきになることを目指すカードゲーム『仮面の使者(Masques)』日本語版を発売する。2~4人用、14歳以上、45~60分、1,680円。
オリジナルは『タイムライン』のハズガード出版(フランス)が2010年に発売した『陰謀(Intrigo)』という作品。これを今年、ファンタジーフライト社(アメリカ)がリメイクした。
舞台は17世紀のヴェネツィア。招待客がそれぞれユニークな仮面を被る仮面舞踏会は、陰謀の場になっていた。プレイヤーは有力ファミリーの長となり、仮面舞踏会でさまざまなギルドに取り入り、厚意を得て同盟関係を結ぶことをめざす。
プレイの基本は「宮殿カード」が並べられた舞台に、「招待客カード」などを互いに配置しながら、その結果で得られるお金や勝利点を集めて、1つのギルドから4つの厚意を得るか、5つのギルドから厚意を得れば勝ちとなる。
「有力者とお近づきになる」というテーマに合ったルールの中に、ドラフトで雇える強力な「エージェントカード」の存在や、情報の多くは場に公開されている、という要素から、プレイヤー同士でのひっかけあい、読み合いが楽しめる作品だ。