バンダイは7月7日、スマートフォンと連動して遊べるボードゲーム『絶叫!おばけ屋敷ゲーム』を発売する。2〜5人用、9歳以上、3780円。
1980年に発売され80万セット以上の大ヒットとなった『おばけ屋敷ゲーム』2回目のリメイク。ボードにはおばけ屋敷が描かれており、プレイヤーはマスの指示にしたがって、おばけと戦いながらそれぞれコマを進め、一番先におばけ屋敷を脱出した人が勝ちとなる。
ルールはほぼ初版を踏襲しているが、スマートフォンの無料専用アプリをダウンロードして遊ぶと、ゲームの進行に合わせてリアルな映像・音・振動が発生する。アプリケーションには「普通」と「怖い」の2種類の恐怖レベルが搭載されており、好みに合わせてレベルが設定できるほか、随時アップデートを行い、登場するおばけの種類やイベントの内容を更新していく予定となっている。
アプリで発生するイベントは25種類以上あり、ガラスが割れる音や悲鳴がなったり、事前にアプリで撮っておいた写真が心霊写真になったりと多彩。ボスおばけとの対決では専用のカードチップを識別させて戦う。
アナログゲームにデジタル要素を組み入れる試みは世界的に行われているが、スマートフォンのアプリを利用するのは初。専用機器を付属しないことにより、価格を抑えることにも成功している。なお、スマートフォンなしで遊ぶことも可能。
・バンダイ:絶叫!おばけ屋敷ゲーム