ニューゲームズオーダーは29日、グリフォン社(アメリカ)がリメイクした90年代の名作カードゲーム『ハイ・ソサエティ』と『フォー・セール』を日本語版で発売した。
『ハイ・ソサエティ』はR.クニツィアが1995年に発表したドイツの競りゲーム。同年にアラカルトカードゲーム賞で1位を獲得し、2003年、2004年(『珍獣動物園』)、2008年とリメイクされてきた。このたびの日本語版は、小箱になったグリフォン社の2011年版に基づいている。
贅沢品カードを1枚ずつ、競りにかける。全員の持ち金は同じで、競り上げるには2枚、3枚とカードを出していなかねればならない。また、マイナスのカードは最初に抜けた人が引き取る。ゲームは読めないタイミングで終了し、贅沢品の多い人が勝つが、その前に持ち金を一番多く使ってしまった人は脱落してしまう。いかに無駄なく、ぎりぎりで贅沢品を競り落とせるかがかカギだ。3〜5人用、10歳以上、15分。
・New Games Order:ハイ・ソサエティ日本語版
『フォー・セール』もドイツの競りゲームで、S.ドラが1997年に発表した。3〜6人用、8歳以上、20分。2005年、2008年にリメイクされた。日本語版は『ハイ・ソサエティ』と同じく小箱の2011年版による。
コインで不動産カードを競り、競り落とした不動産カードで小切手カードを競るという2段階の競りゲーム。不動産カードの競りは人数分を並べて自由にコインを積んでいく方式で、1番高い不動産を競り落とした人以外は、半分が戻る。小切手カードは、こうして入手した不動産カードを1枚ずつ出して同時公開で競る。価値の低い不動産で、うまく高額の小切手を手に入れたい。3〜6人用、8歳以上、20分。
・New Games Order:フォー・セール日本語版