マンモス・マンボ(Mammut Mambo)

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みんなご一緒に「マンボ!」
マンモス・マンボ
ラベンスバーガーが今春、小箱のパーティーゲームシリーズを3タイトル投入した。そのうちの1つがこの作品で、作者はパーティーゲームが得意なR.フラガである。残りの2タイトル『トフワボフ』『ノーボディ・イズ・パーフェクト・コンパクト』は言語依存が高いが、『マンモス・マンボ』はそのまま遊べる。
順番に自分の前の山札から1枚めくっては、出てきた原始人のポーズと掛け声をみんなで一斉にやる。「マンボ!」といって片手を上げ、「ボンボン!」といって額のところで両腕をクロス。1枚ずつ増え、やがて全員の分がめくられると、人数分のポーズを順に行うことになる。
これだけならさほど難しくはない。ひねりは2つあって、1つはカードに2種類の背景があり、背景によってポーズの順番が右回りか左回りか変わるところ。もう1つは、後から出た同じポーズはスキップしなければいけないところ。皆から遅れを取ったり、違うポーズを取ったりしたら、ペナルティーとしてそれまでめくられたカードを受け取らなければならない。
さらに、ときどきマンモスカードが入っていて、これがめくられたら中央のマンモスを早い者勝ちで取る。マンモスはプレイヤー人数より1頭少ないという椅子取りゲーム。次はどのポーズ?なんて考えていたら間に合わない。
誰かの山札がなくなるか、マンモスカードが一定数出たら終了。
ポーズの順番がややこしかったが、次第に飲み込めてくるにつれスピードが上がる。全員で間違うこともあったが、ちょっとでもためらうとダメである。carlさんが正確かつ迅速な動きでカードをなくし、『オウガ・ボウガ』に続いて1位。早さと正確さの両立は難しく、エキサイティングだった。どれだけ恥ずかしがらずに集中するかがカギだ。
Mammut Mambo
R.フラガ/ラベンスバーガー(2011年)
3〜6人用/6歳以上/20分
国内未発売

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