見つからない!
同じイラストを探すリアルタイムカードゲーム。アメリカのブルーオレンジゲームズから発売され、ほどなくしてアスモデー出版から「ドブル(Dobble)」というタイトルでメジャーデビューした。5つのルールが入っており、そのどれもがエキサイティングである。
丸いカードが55枚。カードには大小さまざまなイラストが描いてあるが、どのカードでも、2枚を比べれば必ず1つだけ同じイラストがあるというのが特徴。これには感心する。5つのルールに共通して、カードを出すときには共通するイラストの名前をいって出すということになっている。
例えば『ワードバスケット』式の。共通するイラストの名前を言って中央にカードを出し、いち早く手札をなくすことを目指す。ほかにも、カードを1枚ずつ一斉に出し、共通するイラストの名前を言って相手に押し付ける「ホットポテト」など、シンプルなルールで熱いゲームが楽しめる。
イラストは大小が異なるので見つけにくく、見つかってもその名前を言うのにワンテンポかかるのが面白い。すぐに見つかることもあればじりじりした沈黙が続くことも。タナカマさんやシミーズさんらとプレイしてあまりの盛り上がりに、全ゲームを遊ぶほどだった。
Spot it!(Dobble)
D.ブランショ(Denis Blanchot)、G.ジル・ネーヴズ(Guillaume Gille-Naves)、I.プルーチン(Igor Polouchine)/ブルーオレンジゲームズ(2009年)ーアスモデ出版(2010年)
2〜8人用/ 7歳以上/20分
・テンデイズゲームズ:スポットイット!
Dobbleは元々フランスのPlay Factory社で、 その後Asmodee, さらにアメリカに輸入される際にSpot it!に名前が改変されたのではなかったでしったけ?
デザイナーもDenis Blanchot(フランス人)ですし。
Wikipedia の dobble のページです(フランス語ですが)
http://fr.wikipedia.org/wiki/Play_Factory