アークライトは8日、隔月刊のボードゲーム情報誌『Game Link(ゲームリンク) vol.8』を発売した。2730円。
今回の特集は「デッキ型カードゲーム」。『ドミニオン』の成功から3年目、ゲームデザイン共通のプラットフォームになりつつあるデッキ構築ゲーム。『サンダーストーン』『アセンション』『たんとくおーれ』など派生ゲーム30タイトル以上を徹底紹介する。
レビューでは『蒸気の時代 完全日本語版』『カタン:カードゲーム』『ブランノワール』『クォーリアーズ!』など最新情報に基づくゲーム紹介が目白押し。メビウス、バネスト、テンデイズなどのアイテムも豊富に盛り込んで23タイトルを揃える。
付録はジェームズ・アーネスト(チーパスゲームズ)のカードゲーム『アゴラ(Agora)』。カードを縦横斜めに配置して市場を作り、お金を儲ける。2002年に発売され、現在はフリーダウンロードもあるが、ミシン目の入ったカードですぐに遊ぶことができる。
このほかに『アセンション』『あいどるプロジェクト』『える★あらめいん』のプロモーションカードがつく。連載では、フーゴ・ハル氏の「等身大のゲーム」では建築士の方が『大聖堂』をプレイし、「ヤポンブランド通信」では川崎晋氏が注目タイトルをレビューするなど読み応えたっぷり。ニュルンベルク国際玩具見本市、カンヌ国際ゲーム祭は海外のレポーターが報じ、日本ボードゲーム大賞や日本版The One Hundredの詳報もある。
『ギフトトラップ』ミニ拡張セットのアイデア募集など、楽しい企画もあってますます誌面充実のGameLink、お見逃しなく。
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