アークライトは本日、ボードゲーム情報誌『Game Link vol.7』を発売した。2,730円。
今回の特集は「フランスのボードゲーム事情」。昨年ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『ディクシット』の制作秘話、日本ゲームのフランス語版、日本をテーマにしたゲームの人気、デカルトやティrシットなど今はなきメーカー、イスタリやファンフォージなどの新興メーカーのこれからなど、これまで紹介されることの少なかったトピックに焦点を当てる。
レビューも『世界の七不思議』をはじめ、『花火と生け花』『トロワ』『アドベンチャラーズ:チャクの神殿』などフランス系ゲームを数多く紹介。フェドゥッティとムーンの新作『イスラ・ドラーダ』の日本語版をアークライトが発売予定であることも明らかにしている。
付録はブルーノ・フェドゥッティのオリジナルカードゲーム『神々の戦い』。日本の神、ヒンドゥー教の神など12枚1組の神デッキが6つ用意されており、この中から1つを選んで戦う。一斉にカードを出し、強さを競うが、フェデゥッティ得意の特殊効果が炸裂し、勝敗の行方は読めない。
このほかにプロモーションカードとして、『サンダーストーン』の「デス・センチネル」と「ブレード・トラップ」、『エンドブレイカー!SCG』の「マスカレイドカード泉の精」がつく。フーゴ・ハル氏がその道の専門家にボードゲームを遊んでもらい、リアリティを検証する「等身大のゲーム」など、連載も読み応えたっぷり。
『イスラ・ドラーダ』のほかにも『アセンション』『ファクトリーマネージャー』『フンタ』『サンダーストーン拡張1』『ホテルサモア』『インカの黄金』『蒸気の時代』『世界の七不思議』『ジャングルスピード』『チケットトゥライドUSA』『ドミニオン:収穫祭』『ミッドナイトパーティ』など、今年も数多くの日本語版が発売される予定で、遊びきれない状況が続く。転ばぬ先のガイドブックとして、よく読んで情報を集めておこう。
・アークライト:ゲームリンク