ドイツのボードゲーム『カルカソンヌ』の版元であるハンス・イム・グリュック社と、販売を行なっているシュミット社が先月、カルカソンヌ10歳の祝賀パーティを行っていたことが明らかになった。
誕生祝は毎年ニュルンベルク国際ゲーム祭の前夜に、居酒屋で行われているパーティに合わせて行われた。関係者がさまざまなゲームを楽しんだ後、タイルを敷き詰めた模様の特大ケーキが登場。シュミット社の販売部長A.カルデンホーフェン氏、『カルカソンヌ』の作者K.J.ヴレーデ氏、ハンス社のB.ブルンホファー社長が一緒に入刀した。
『カルカソンヌ』は2000年の秋に発売され、2001年のドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞のダブルクラウンに輝き、20カ国で600万セットが販売された。またニンテンドーDS、PC、iPhoneアプリ版など、デジタル化も進んでおり、『カタンの開拓者』に次ぐドイツゲームの代表格となっている。今年は人型コマのケースに入った10周年記念版、ダイスゲーム、透明コマのセットがが3月中旬から売り出される。
国内ではメビウスゲームズ(東京・水道橋)が日本語版や拡張セットを販売している。
・Hans im Glück Verlag:10 Jahre Carcassonne