月: 2010年12月
『究極の人狼』日本語版発売
アークライトは11日、多人数パーティーゲーム『究極の人狼(Ultimate Werwolf)』日本語版を発売した。5〜66人用、8歳以上、30〜90分、3,150円。 昼は村人の中にまぎれこみ、夜が訪れるたびに村人たちを1人ずつ食い殺していく怪物「人狼」。対する村人たちは、これ以上被害者を増やさない…
わたしの好きなボードゲームランキング
12月11日、朝日新聞土曜版「be ランキング」で、わたしの好きなボードゲームランキングが掲載された。同社の無料会員サービス「アスパラクラブ」でアンケートを行い、編集部が挙げた42種類から選ぶ方式で2495名が回答した。結果は以下の通り。 【朝日新聞beランキング:わたしの好きなボードゲーム】 1位…
GameLink vol.6発売
アークライトは本日、ボードゲーム情報誌『GameLink』第6号を発売した。イタリア人デザイナーのオリジナルゲーム付録がついて2730円。 今回の特集記事は、10月にドイツで行われたエッセン・シュピール2010。グループSNEの秋口ぎぐる氏と安田均氏ほか、日本から出展したヤポンブランド、ねこまど、B…
11月のメビウス便
(写真と文:石川 久) すでに11月26日には到着していた今回のメビウス便だが、仕事の関係で機会が作れずに、ようやく12月8日の「水曜日の会」でプレイすることができた。幸運にもメビウスの能勢さんにルール説明をしてもらった。 11月28日に開催されたテーブルゲーム・フェスティバルでも先行販売され、…
トリックトラック賞に『世界の七不思議』
フランスのゲームサイトが主催するトリックトラック賞の結果がウェブ上で発表され、エッセン国際ゲーム祭で発表されたばかりの『世界の七不思議(7 Wonders)』が1位に輝いた。 トリックトラック賞は、ネットで評価が高かったゲームをノミネートし、それを30名ほどのメンバーが2日半にわたってホテルで実際に…
オール船(Rowboat)
場札が切り札 場札で決められた切り札と枚数で、宣言どおりのトリックを取ることを目指すトリックテイキングゲーム。アメリカのメーカーで、このゲームが最初の作品となるようだ。 山札から1枚ずつ、4つのスートが全部出るまで場札を並べる。そして同じ枚数だけ手札が配られる。1枚目の場札が第1トリックの切り札、2…
『AKB48ドンジャラ』発売
バンダイは4日、ドンジャラシリーズの新タイトル『AKB48ドンジャラ』を発売した。2〜4人用、6300円。年度末までに5万個の販売を目指す。 玩具では初となるAKB公式ライセンス商品。AKB選抜総選挙の上位12名が登場する。各チームから1人ずつで揃える「A・K・B」から、大島・河西・渡辺で作る「大き…
アレックス & コー(Alex & Co)
マニア以外お断りの神経衰弱 今年のエッセン国際ゲーム祭で発表された、デザイナーとその作品を集める記憶ゲーム。製作はヨーロッパ・ボードゲームコレクター・ギルド(ESG)で、ボードゲームデザイナー連盟(SAZ)が協力している。タイトルは故アレックス・ランドルフから名付けられた。 27名のデザイナーが登場…
自宅ゲーム会
師走とはいえ上旬はまだ慌ただしくない時期、久しぶりに自宅ゲーム会を開いた。くさのまさんにご来訪いただき、2人ゲームを中心に遊ぶ。詳細は後日レポート予定。 『ブラックプリンス(Der schwarze Prinz)』 1983年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作。チェスのようにコマを移動して、相手のマ…
イチゴリラ(Ichigorilla)
ゴリラへの挑戦 記憶ゲーム(いわゆる神経衰弱)は、キッズゲームの王道である。ドイツでも、ラベンスバーガーの『メモリー』は50周年を迎え、数多くのモチーフで発売され続けているし、過去10年の年間キッズゲーム大賞のうち半数が記憶ゲームである。子供は時として、大人も舌を巻くような驚異的な記憶力を発揮する。…