ひとつの文でどうぞ(EinSATZ – bitte!)

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ミスマッチなヒントに四苦八苦

『プライバシー』で新たな側面を見せたシュタウペが、昨年2タイトルのコミュニケーションゲームを発売した。そのひとつがこの作品である。穴埋めをした定型文でヒントを出して、みんなに当ててもらうというゲーム。
多人数で遊べるが、何人でも2チームに分かれ、1チームずつゲームを行う。親はお題と定型文カードを引き、定型文カードに言葉を入れてヒントにする。ほかの人はそのヒントを聞いてお題を当てる。
定型文のヒントは、必ずお題に関係していなければならない。「それは大部分……からできています」「それを電気につなぐと……」定型文カードはたいていお題とミスマッチなものだから、ヒントを出すのも一苦労。定型文以外のヒントを出してはいけないため、もどかしくてたまらない。
当たったら、親を交代して次のお題へ。制限時間になったら、相手チームの番になる。何ラウンドか行って、トータルで多く当てたほうのチームが勝ち。砂時計のカウントがあるので、落ち着いて考えていられない。焦って手当たり次第にヒントを出すさまがおかしい。
さりげなくちょっとエッチなお題も入っていて、シュタウペの趣味を感じさせる。
EinSATZ – bitte!
R.シュタウペ/ハイデルベルガー(2009年)
3〜24人用/10歳以上/20分

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