ブレインストーミングを活発にさせる4つのツール(ITmedia)
企画や技術開発などのアイデア出しで最近よく知られるようになったブレインストーミング。これをテーマにしたカードゲーム『ブレスター』が仙台のベンチャー企業デュミナスから発売されている。
ゲームは4人までのプレイヤーが「批判禁止」「質より量」「突飛なアイデア」「便乗」というブレインストーミングのルールに即した役割をもち、それぞれカードデッキを受け取る。リストからテーマを選んだらゲームスタート。15分以内に、カードに指示された内容を言えれば捨てることができる。
例えば「批判禁止」の人はほかのプレイヤーのアイデアに「それ、良いね。だって○○○だから」と理由を添えてほめる、「質より量」の人はアイデアを2つ、「突飛なアイデア」の人は全員が言ったアイデアから飛躍させる、「便乗」の人は前のプレイヤーのアイデアに付け加えるなど。
このほかに全員共通のTOIカードというものがあり、「上下逆さまにしたらどうなるか。」などで発想の転換も促すようになっている。制限時間内に、最もカードを多く出せた人が勝ち。負けた人には罰ゲームもあるという。
ゲームとしては役割によって有利不利があるかもしれないが、スキル学習としては高い効果が期待できそうだ。価格は4,900円とカードゲームにしてはかなり高めだが、企業からの需要が高いためか初版は完売。現在、4月中旬にむけて予約受付中。
・ブレスター公式サイト