アミーゴから昨秋発売されたドラゴンライダー(Drachenreiter)は、厳密にコマの距離を測らなければいけないのにコマがすべってずれやすいという致命的な欠陥を抱え、H@LL9000の2005年を振り返ってアンケートで失敗作ゲーム1位、発売半年で早くも消えそうになっている。
その声を聞きつけたのか、アミーゴ社では滑り止めの無料配布を始めた。不良部品や欠品の申込と同様に専用のフォームから「滑り止め(Antirutsch-Klebefolie)」を注文する。送料も無料(国外まで本当に無料なのかは確かめてみないと分からない)。
自分でコマのかたちに切り抜いて貼り付ける。もしかしたらホームセンターなどで似たようなものが売っているだろうから、これにヒントを得て自分で買ってきてしまうのもよい。1回やってつまらなかったゲーム(特に5,000円以上もするボードゲーム)をそのままにしておくのはもったいない。
売りっぱなしにしないアミーゴ社のこうした対応には好感がもてる。発売前に分かっていれば滑り止めを同梱でき、評価ももっと上がったのだろうが、これもゲーム開発期間の短縮による弊害だろうか。
既に処理済です。100円ショップでそういったものを売っているので、そんなにむずかしくはない。
さすがnakanoさん。100円ショップですかー、なるほど。処理済で遊んで、ゲームの印象は変わりますか?
すべることよりかは、ドラゴンのノーズの長さがいろんな意味で邪魔です。