アメリカのゲーム愛好者グループシュピールフリークスは、ミープルチョイス(Meeples’ Choice)に、乗車券、電力会社、ゴアが選ばれました。
ミープルチョイスはカルカソンヌのコマ「マイ・ピープル」から付けられた名前。1000人以上のメンバーからなるこのグループで1年に1度、前年に発売されたゲーム(主にドイツゲーム)の人気投票を行って発表します。2001年に始まりましたが、アメリカのゲームシーンに大きな影響を与えたカタンの発売された95年まで遡って賞を発表しました。
昨年はサンチアゴ、アッティカ、アメンラー、一昨年はプエルトリコ、蒸気の時代、指輪物語・対決と、いずれも一筋縄ではいかない戦略ゲームが選ばれています。フリーク色が濃いドイツゲーム賞よりもさらにフリーク寄りと言うことができるでしょう。日本のフリークの皆さんも未プレイのものがあれば一度試してみてはいかがでしょうか。
乗車券は舞台もデザイナーも発売元もアメリカづくしということもあって人気を博しているようです。電力会社やゴアはドイツゲームでは非主流となった長時間(2〜3時間クラス)ゲームで、こうしたゲームが受け入れられるあたり、ウォーシュミレーションでならしてきたアメリカのゲームシーンの特徴を見ることができます。(Mrrple Choice