今月になって日本でもメビウス便で紹介され始めたドーラの新作アマゾン(Amazonas)に2人用バリアントが発表されました。考案者はデザイナーではなく一般の愛好者で、Spielboxのフォーラムで提案されたものを何回かテストプレイした改良版です。
アマゾンは久しぶりのドーラの新作で、ドイツの愛好者からも期待が高い作品。メビウス便を皮切りに日本で遊ばれたとき、期待に違わず面白いのか真価が試されることになるでしょう。(Dorra-Spiele)
【アマゾン・2人用バリアント】
・2+3の得点チップ2枚だけ用いる。
・1人分の小屋を中立小屋とし、2人で6つずつ分ける。中立小屋は手番の最初に1つずつ、どの村にでも建てることができる。コストは無料で、相手を妨害するように建てる。これによって相手の行動に対応しやすくなる。中立小屋は最初の6ラウンドで全部使ってもよいし、あとのラウンドにとっておいてもよい。
・中立小屋を建てるときには以下の制限がある。
1.その村で場所が1つしか残っていない場合は、もう建てられない。
2.1つの村には1つまで。一番安い空き場所に建てること。
3.場所が2つしかない村に、中立の小屋と自分の小屋という組み合わせで建ててはいけない。ただし安い方の場所に中立の小屋をたて、高い方に研究基地を建てることは可能。したがって相手を村から締め出したいならば、1金多く払って自分の小屋を建てなければならない。
・追加勝利ポイント…研究エリアでより多くチップをもっていれば追加で1勝利ポイント。例えば蝶類を4つ持っていて単独1位ならば、4+1=5勝利ポイントとなる。