アークライトは2014年1月11日、魔術師をテーマにしたカードゲーム『グリモリア(Grimoria)』日本語版を発売する。木皿儀隼一作。2~5人用、10歳以上、30分、4200円。
オリジナルはワンドローが2010年に発売した『グリモワール』で、2012年にシュミット社がドイツ語版を発売した。今回の日本語版はシュミット社の製品を再び日本語版にしたという異例の逆輸入版。
異世界「グリモリア」で、魔術師たちが魔術合戦を繰り広げる。各自の魔道書にしおりを挟んで魔術を選択し、領地や仲間を獲得する。選択の結果で、勝利点の獲得やその後のターン順が判定されるというバッティングゲーム。ゲームが進むに連れて奥のページも使えるようになっていく仕組みが臨場感を盛り上げる。
ドイツではコンポーネントやルールブックの美しさが評価され、グラフ・ルード賞ファミリーゲーム部門、ドイツゲーム賞金の羽根賞を受賞している。
・アークライトゲームズ:グリモリア完全日本語版
・TGiWレポート:グリモワール