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カサカサ!(KASAKASA!)

大量のG 2015年の初夢は、ゲーム部屋に大量のゴキブリが発生して退治に難儀するという夢だった。単体のゴキブリはそれほどでもない私だが、大量となるとゾッとする(ゴキブリにかぎらず、大量の昆虫でも同じだが)。夢分析でゴキブリはコンプレックスや嫌いな人を表すというが、間違いなく年末に遊んだこのゲームだと…

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オレカジ(Ole-Kaji)

ギャンブルは控えめに 異境の国の大公となって、航海や建設を行い、国を発展させるボードゲーム。ゲームマーケット2014春に初出展のTAGAMIGAMESが発表した。ワーカープレイスメントゲームで、プレイヤー人数×30分という遊びごたえに加えて、タイトルにもなっているギャンブルの要素がいいスパイスになっ…

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炭鉱讃歌(Glück auf)

掘って、運んで、売る 15万人が訪れるボードゲーム・メッセ「シュピール」の会場となっているドイツ・エッセン。ルール工業地帯を支えたツォルフェアアイン炭鉱は2001年、世界遺産に登録された。この炭鉱を舞台にしたボードゲームで、20世紀初頭にこの炭鉱から石炭を採掘し、注文通りに配達して得点を稼ぐ。原題「…

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ロシアンレールロード(Russian Railroads)

より遠く、より新しく ゲーマーの信頼厚きハンス・イム・グリュック社(ドイツ)では、ここ数年で一番の重量級作品だという。鉄道というテーマも相まってゲーマーの注目度は高く、シュピールのスカウトアクションで1位になった。緻密な戦略性と多彩な得点パターン、ワーカープレイスメント特有の「人足りない!」「先に置…

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カヴェルナ:洞窟の農夫たち(Caverna: Die Höhlenbauern)

箱庭の満足感 『アグリコラ』の後継作としてローゼンベルクが発表した新作。ボード、木のコマ、タイル、カードとコンポーネントがどっさりで、『アグリコラ』より厚い箱にぎゅうぎゅう詰めである。7人までプレイできるが、慣れないうちは待ち時間が長くなるので5人以下でのプレイが推奨されている。 今度の主人公はドワ…

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『ヘイムスクリングラ』一般発売

遊星からのフリーキックは11月中旬から、ヴァイキングたちが領地の発展を目指すカードゲーム『ヘイムスクリングラ』を一般発売した。デザイン・寺島由人、イラスト・森木ノ子、2~4人用、90分、4725円。 今秋のゲームマーケットで発売された国産の戦略ゲームで、当サイトの新作評価アンケートでは7位に入った。…

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ブリュッセル1893(Bruxelles 1893)

使うとあとが怖いアクション ベルギーの建築家ヴィクトール・オルタ(1861-1947)は、装飾芸術だった「アール・ヌーヴォー(Art Nouveau、新しい芸術)」を建築に取り込んだ最初の建築家といわれる。彼の遺した建物は世界遺産にも登録されている(画像検索)。彼の時代、ベルギーの首都ブリュッセルで…

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陰謀の街(Intrigue City)

立て直して崩されて 街の中にある6つのギルドの影響力を調整して支持を取り付け、支配者を目指すボードゲーム。今年シュピールに初出展したギリシャのパープルゲームズの作品である。シュピールのプレビューで説明を聞いて興味を持ち、後でブースの前を通りかかったところで遊ばせてもらった。 マイボードには6つのギル…

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『タルギ』日本語版発売

株式会社コザイクは本日、ドイツの2人用カードゲーム『タルギ(Targi)』日本語版を発売した。A.シュタイガー作、2人用、13歳以上、60分、2940円。 サハラ砂漠の民トゥアレグ族の男たちが塩、胡椒、ヤシを商い、カードを集め、一族の勢力を競う。『カフナの島々』『ロストシティ』など、2人用のゲームで…

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終わった世界と紺碧の記憶(Old World and Code of Nines)

大どんでん返しは手元に 廃墟の世界に目覚めた人造人間たちが、バラバラになった使命について情報を集め、人類の思いに応えるボードゲーム。『惨劇RoopeR』で一世を風靡したBakaFire氏が2012年のゲームマーケットで販売し瞬殺。翌年に再版がかかったものの、再び絶版となっている。頭文字をつなげるとネ…