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バオバブ(Baobab)

集まりすぎて折れる サバンナ地帯に多く分布するバオバブの木は、動物たちの憩いの場である。このバオバブの木の上にカードを崩さないように重ねていくオーストリアのアクションゲーム。今年のドイツ年間キッズゲーム大賞で推薦リストに入った。カードによって、置き方にルールがある。 最初にセットするバオバブの木は、…

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すばやいパイロット(Flinke Flieger)

全力疾走! ラベンスバーガーの「シュピール・アクティーフ」シリーズは、キッズ向けのアクションゲームで今年3タイトルがリリースされた。年齢の上限が設定されているが、これは精神年齢だと思うので問題なく遊べる(おい)。 その3タイトルの中で、日本にもファンが多いギュンター・バースがデザインした作品がこれだ…

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乱世の豪商(Merchants in Turbulent Ages)

0.1mmの攻防 ゲームマーケットでは時折、目をみはるようなオリジナルアイデアに遭遇する。毎回ゲーム名がブース名になっている佐伯拓也氏のこの作品は、『落水邸物語』(2005年)もそうだったが、「いったいどのようにしてこんなアイデアを思いつくのだろう?」とつくづく感心する。 コマを置いたままで、ゲーム…

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ハリガリ・リング/リング・ディング(RinglDing)

よく見ると違っていたり 昨日発表された日本ボードゲーム大賞で、初めての人に薦めたい「ゆうもあ賞」のノミネート作品に選ばれたアクションゲーム。見ただけで何をするゲームかが分かり、夢中になれる。邦題に「ハリガリ」が付いている通り、同じ作者によるスピード勝負のゲームだ。 ベルを中央に置いて、その周りにカラ…

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ノボレ!(Climb!)

クライミングは戦略ゲーム 近所のショッピングモールに、フリークライミングのジムがあった。壁に色とりどりの足場が埋め込まれており、命綱を付けてよじ登る。高所恐怖症の私はやらなかったものの、練習している人を見て「こんどはあの黄色い足場かな、それとも緑?」などと思っていた。 フリークライミングは腕力、体力…

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ソーリー!スライダーズ(Sorry! Sliders)

カーリング! 下にボールが入っているコマを弾いて、的への近さを競うカーリングのようなゲーム。『ソーリー!』はすごろくゲームだが、全く異なるアクションゲームに生まれ変わった。コマがツルーっとバーンを走るのが軽快で気持ちいい。 外側のバーンから的に向かって順番に4つのコマを弾く。全部のコマを弾き終わった…

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ハムスター大相撲(Sumo Ham Slam)

ハッケヨイ、のこった、のこった! まんまるのハムスター力士を育てて横綱を目指すアクションゲーム。磁石を使った意外性のある動きと育成の要素があって、見たまんまのゲームではない。 自分の番にはダイスを振って、「ちゃんこ」「稽古」「取組」を選ぶ。「ちゃんこ」だったら、自分のハムスターの口におもりとなるペレ…

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石の家(Sozoikum)

石の形状を見て競り値をつける 5つの石を競りで集めて、崩れないよう積み重ねて家を建てるゲーム。崩れなさそうな感じの安定した石を求めて、原始人たちが争奪戦を繰り広げる。 毎ラウンド2個ずつ、石が中央に置かれる。このかたちをよく見てから、スタートプレイヤーは今ラウンドの競りの方法と、カードプレイの有無を…

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ケツ爆弾(Arschbombe)

スイマー飛び込む水の音 カードを上からひらひらと落として、プールに飛び込む夏らしいアクションゲーム。見た目とは裏腹に難易度が高く、投扇興を思わせる。 順番に1枚ずつ、自分のカードをプールに投げ込んでいくが、2種類あって「素人」は隣の人が指定したカードにかかるように、「選手」はどのカードにもかからない…

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モンスター落とし(Monster-Falle)

丁寧に、かつすばやくスライド 今年のドイツ年間キッズゲーム大賞のノミネート作品。モンスターをどんどん捕まえて、穴に落とす協力アクションゲームである。スライドのギミックが楽しい。 2人1組になって、砂時計が落ちるまでに何匹モンスターを穴に落とせるか挑戦する。まずカードを引いて、指示されたモンスターを盤…