東京・表参道にてボドゲフリマ、7月21日開催
東京・表参道のテナントビルSPRING TERRACE表参道(地下鉄表参道駅徒歩2分)2Fにて7月21日(日)、「表参道ボドゲフリマ」が開催される。10:30~15:00、入場料500円。10:00からの先行入場15名分は売り切れている。
ボードゲーム情報サイト「ボードゲームベア」のオフィスを会場に15団体(出店者Xアカウント一覧)が中古ボードゲーム、新品ボードゲーム、その他ボードゲーム関連グッズを販売する。13:30から100円スタートオークションイベントも。終了後は19:00までフリースペースとなり、出店者・購入者の交流の場として会場が解放される。
入場料は下記サイトから前払いできるほか、当日現金払い(混雑会話のため、お釣りがないようにとのこと)も可能。
キャプテンフリップ(Captain Flip)
めくったらいいのが出るかな?
袋から引いた乗組員タイルを船に乗せていくタイル配置ゲーム。気に入らないタイルを引いたら裏返し(フリップ)て別の乗組員にできるが、元の面には戻せない。鬼が出るか蛇が出るか、めくってみてのお楽しみ。イタリア人デザイナーコンビによる作品で、A.ボウザらが設立したフランスの新しい出版社から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされている。
手番には袋から1枚タイルを引き、そのままか、気に入らなければめくって、自分の船に乗せる。船は5列あり、下から置くことになっている。船員は9種類あり、さまざまな即時効果と終了時効果があるが、アイコンで示されていてシンプルである。
一番上まで置くとボーナスがもらえる列があるほか、誰かが4列埋めたラウンドでゲームが終了する(「オウム」による追加手番があるため、枚数は一定でない)ため、早く埋めて一気に終わらせるか、高得点を狙ってじっくり埋めていくかの選択がある。
大金をもらえるが終了時に3枚あると即敗北の「砲兵」は、隣接するタイルを裏返せる「サル」で裏返したいところだが、そう都合よくタイルが引けるとは限らない(逆に「サル」で「砲兵」が出現することもある)。「製図家」の枚数だけ収入がある「ナビゲーター」は後から引きたいし、各列に配備するほど収入が上がる「水兵」は序盤から引いて集めていきたい。このように、シンプルな効果のタイルの組み合わせとタイミングでさまざまなドラマが起こるのが愉しい。
4つのマップが付いていて、それぞれ列を埋めたときのボーナスが変わるが、プレイ感はあまり変わらない。引き運とめくり運が大きいためにどのマップでも深く悩むことなく、手軽に盛り上がることができる。
Captain Flip
ゲームデザイン:R.コンザドーリ&P.モリ/イラスト:J.オーコンテ
プレイパンク(2024年)
2~5人用/8歳以上/20分