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ビバリー、3タイトルを発表

● 「ブロックス」が好調のビバリーは今年の夏から秋にかけて3タイトルのゲームを発表する予定であることを明らかにしました。8月1日(おもちゃみらい博)には、配られたカードのボールの並びを実現できるかどうかを急いで探すパズル早解き系のゲーム「マッチファイブ」(3,600円)をリリース。ツォッホからアヤ(Aya)というタイトルで発売されていたものです。また9月10日には、配られたお題に相応しいカードを出すアメリカの大人気コミュニケーションゲーム「アップル トゥ アップル」日本語版(2,800円)と、トランプとボードを用いた五目並べのようなゲーム「シ−クエンス」(3,300円)をリリースします。エアロノートと並んで、2003年に日本版で発売されるゲーム数は非常に多くなっており、市場の活性化が期待されます。(ビバリー/バネスト)

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年間ゲーム大賞2003はアルハンブラに

● SdJドイツ年間ゲーム大賞選考委員会は22日、今年の大賞を発表しました。大賞は4つの通貨で都市を拡張していく建設ゲーム「アルハンブラ(Alhambra)」で、リメイクものとしては1998年の「エルフェンランド」以来となりました。作者のヘンもメーカーのクイーンゲームズも初受賞です。

 子どもゲームはネコに捕まらないようにしてネズミがチーズを集める「ねことねずみの大レース(Viva Topo!)」。作者のルートヴィヒは昨年の「大追跡(Höchst verdächtig!)」から躍進、セレクタは昨年の「おしゃれパーティ(Maskenball der Käfer)」に続いて2年連続の受賞です。

 審査委員会は「アルハンブラは人々をゲームの世界にいざない、ゲームの世界のすばらしさを納得してもらえる能力がある」「ねことねずみの大レースは大きい子どもから小さい子どもまで一緒に楽しめ、勝つチャンスも偏らないファミリーゲームである」というコメントを掲載しました。このコメントから、年間ゲーム大賞は初心者向けの良作を紹介し、新規愛好者を開拓するという方向性を強く打ち出したことが鮮明になりました。

 両方とも発表時点で国内未発売。「アルハンブラ」はメビウスやプレイスペース広島に入荷計画があるようですが、最終ノミネート入りした時点で注文が相次ぎ、一時的な品薄になっています。「ねことねずみの大レース」はブラザージョルダンから販売計画があるようです(邦題はブラザージョルダン発表による)。(Spiel des Jahres

ドイツ年間ゲーム大賞 2003

 アルハンブラ(Alhambra/Dirk Henn/Queen)

ドイツ年間子どもゲーム大賞 2003

 ねことねずみの大レース(Viva Topo!/Manfred Ludwig/Selecta)

(リンクは当サイト、Spielphase)