多人数ブラフゲーム『マスカレイド 第2版』日本語版、6月上旬発売
ホビージャパンは6月上旬、『マスカレイド 第二版(Mascarade Second Edition)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:B.フェデュッティ、イラスト:シングス・バイ・ダイアナ、4~12人用、10歳以上、30分、3300円(税込)。
2013年にルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から発売された多人数ブラフゲーム(日本語版は『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド』)を同社が2021年にリメイク。アートワークを刷新し、一部のキャラクターの入れ替えや、キャラクター能力を変更した。拡張セットからのキャラクターも含まれている。
プレイヤーはそれぞれ判事、泥棒、王、魔女、農民といったキャラクターをもち、自分のキャラクターを交換(または交換のふりを)しながら、ユニークな能力を使ってコインを稼ぐ。
最初に自分のキャラクターを公開するが、ゲームが始まったら伏せられ、手番には自分のカードを他のプレイヤーのカードと交換(または交換のふりを)するか、自分のカードを秘密裏に確認するか、キャラクター能力使用を宣言する。ゲームが進むにつれて、自分でさえも正体がわからなくなる中、どのキャラクターの能力を宣言してもよく、ハッタリをかけてお金を稼ぐことができる。ただし嘘がバレると罰金を徴収されてしまう。
正体を隠匿しての騙し合いが楽しいブラフゲーム、装いも新たに10年ぶりの再登場だ。
内容物:ゲームボード1枚、カード17枚、内箱1つ、コイン104枚、プレイヤーエイド6枚、シナリオシート9枚、ルールブック1部
(写真は英語版)
生態系エンジンビルド『アース』日本語版、5月26日発売
リゴレは5月26日、『アース(Earth)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.トラディフ、イラスト:M81スタジオ&Y.ソゾニク他、1~5人用、14歳以上、45~90分、7480円(税込)。
インサイドアップゲームズ(カナダ)がキックスターターを経て先月発売したばかりの作品。360枚を超えるカードを組み合わせて生態系を作るハンドマネージメント&エンジンビルドゲーム。
各プレイヤーはプレイヤーボードに最初に配られる島、気候、生態系で各プレイヤーの条件を決めてスタート。アクションフォローメカニクスで、手番プレイヤーが選んだアクションを全員が行い、カードを発動させる。カードの効果で各自4×4枚のエリア内に島を配置し、土地を耕して種をまき、動物を引き寄せ、多様な生態系による勝利点を競う。
誰かが16枚のカードを置ききることが終了条件となり、最後にカードの種類など8つのパターンで得点を合計し、勝者を決める。捨て札さえもコンポストとして得点になる。
美しいイラストだけでなく、カード上に配置される木駒を重ねて木々の成長を表しており、自然を育てる感覚が得られる。1人プレイにも対応。
(写真は英語版)