オリジンズ賞2023に『ブープ』
アドベンチャーゲーミング・アーツ&デザイン・アカデミー(The Academy of Adventure Gaming Arts and Design)は今月19~23日にアメリカ・コロンバスにて開かれたオリジンズ・ゲームフェアにて、第49回となるオリジンズ賞2023を発表した。
大賞に選ばれたのは『ブープ』。ネコのコマを使った変形三目並べで、4月に発表されたアメリカ卓上ゲーム賞でアーリーゲーマー部門に選ばれていた。日本語版は未発売。
ファン投票部門ではドラゴン使いの街づくりゲーム『フレイムクラフト』、カードゲーム部門には日本のワンモアゲームズとオインクゲームズによる『スカウト』が選ばれている。日本語版はすでに発売されている『フレイムクラフト』(ケンビル)のほか、パーティ/ライトストラテジー・ボードゲーム部門の『クリーチャーコンフォート』(アークライト)が来月、ストラテジー・ボードゲーム部門の『プラネット・アンノウン』(Engames)は今秋の発売予定となっている。
【オリジンズ賞2023】(ボードゲーム関連のみ)
ゲーム・オブ・ジ・イヤー:ブープ(boop.)
ファン投票部門:フレイムクラフト(Flamecraft)
パーティ/ライトストラテジー・ボードゲーム部門:クリーチャー・コンフォート(Creature Comfort)
ストラテジー・ボードゲーム部門:プラネット・アンノウン(Planet Unknown)
テーマチック:ボードゲーム部門:デッド・レッコニング(Dead Reckoning)
カードゲーム部門:スカウト(Scout)
キッズゲーム部門:ホンク!(Honk!)
ゲームの殿堂:M.ウォレス、1829、
期待の星賞:M.ヴィッゲ
不可能任務の正体を探る『スパイ教室ボードゲーム《ダークリープ》』8月31日発売
KADOKAWAは8月31日、「カドアナ」のレーベルで『スパイ教室ボードゲーム《ダークリープ》』を発売する。ゲームデザイン:明地宙(SoLunerG)、グラフィック:蓮鍵、1~4人用、12歳以上、30~分、6050円(税込)。コミックマーケット102のKADOKAWAブースにて先行販売される。
KADOKAWAのライトノベルで今年アニメ化された『スパイ教室』に基づく協力ゲーム。個性豊かなスパイとなって敵を倒しながらマップを移動し、敵国に隠された「不可能任務」の正体を探る。
「灯(ともしび)」メンバーである8名のキャラクターから各自1人を選び、襲撃、調査、潜入、追跡、誘惑のカードを組み合わせて任務を達成する。1人では集めるのが難しいのでメンバー同士で協力することが不可欠となる。また、有利にすすめる「サポートカード」を使うタイミングも重要だ。
メンバーは20か所の施設を周り、情報を手に入れることで成長し、より多くの情報を手に入れられるようになる。各プレイヤーのユニークな特殊能力を活かして、限られた時間内に効率よく情報を集め、目標を達成しよう。
内容物:捜査ボード 1枚、キャラクターシート 8枚、少女マーカー 8個、敵コマ 20個(5色×4個)、アクションカード 24枚(6種×4セット)、捜査メモ 25枚、任務レポート 25枚、サポートカード 3枚、日付マーカー 1個、サマリーシート 4枚、ルールブック 1冊
©竹町・トマリ/KADOKAWA/「スパイ教室」製作委員会