栃木大田原にボードゲームスペース「なないろ」6月25日オープン
栃木・大田原に6月25日、ボードゲームスペース「なないろ」がオープンした。JR西那須野駅からバス20分、バス亭「城山」「龍城公園前」徒歩5分、平日18:00~23:59、休日13:00~23:59、月火休。
地域おこし協力隊だった虻川裕氏が、趣味のボードゲームコレクションを地域の方に楽しんでもらおうとオープンした。店名は大田原市の特産品である七味唐辛子と、プレイヤーの個性をかけた。4卓20席で500種類以上のボードゲームが遊べる。
料金は平日1日1500円、休日6時間1500円(最大2300円)。ペットボトルの飲み物と、お土産として地元特産の七味唐辛子のオリジナルブレンドも販売する。
空き店舗をDIYした手作りのお店で拡張性があり、来店する度に店内の変化も楽しめる。今後は地域交流ボードゲーム会や移住者の集い、親子ボードゲーム会など地域に根ざしたイベントを行うほか、栃木県ボードゲームキャラバンとして、県内のいろいろなところに出張してボードゲームを広めたいという。
同時進行で1対1のカード対戦『チャレンジャーズ!』日本語版、7月下旬発売
ホビージャパンは7月下旬、『チャレンジャーズ!(Challengers!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.クレンナー&M.スラヴィチェック、イラスト:J.ハーヴェイ、1~8人用、8歳以上、45分、5500円(税込)。
1対1のカードゲーム対戦を同時進行で行うことにより、8人までプレイ可能にした作品で、今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされている。オーストリア人コンビのデザインで、ワンモアタイムゲームズ(オーストリア)が昨秋発売した。欧米各国語版はズィーマンゲームズ(カナダ)が制作した。
最初のカードデッキは全員同じ。毎回、対戦前に吟遊詩人、クラーケン、ネクロマンサー、ゴムのアヒルちゃん、宇宙のエイリアン、深海の怪物などさまざまなテーマセットを混ぜた山札からカードを引いてデッキに加え、不要なカードを除去する。カードで指定された組み合わせで順次予選を行い(奇数人数の場合はボットあり)、勝利することでフラッグを獲得。これにゲーム中獲得した「ファントークン」を加えて、成績優秀者2名による決勝戦を行う。
対戦は山札からめくっていって相手のカードの数値を上回ればフラグを奪うというシンプルなものだが、カードの効果で数値が変わり、対戦ごとに強力なカードが入ってきてシナジーも生まれる。先に山札が切れるか、フラグを奪われたカード置き場「ベンチ」があふれたら負けになるため、極端な圧縮や、多種多様なカードをデッキに入れることはリスクが大きい。
最後の決勝戦は、敗退したプレイヤーが観客になって応援する。TCG大会のような雰囲気を味わえる作品だ。
内容物:カード 336枚、パークマット 4枚、フラッグディスク 4つ、ファントークン 40個、トロフィー 28個、カードトレイ 3つ、ルールブック 2部