表情からどのパネルか当てる『顔、はめるゲーム』7月中旬発売
メガハウスは7月中旬、『顔、はめるゲーム』を発売する。ゲームデザイン&イラスト:?、2~人、6歳以上、2750円(税込)。
観光地などでおなじみの顔はめパネルがゲームになった。顔はめパネルを1枚を引き、他プレイヤーからは見えないように顔はめして、他プレイヤーは表情をヒントに一覧リストからどのパネルかを当てる。正解者は1ポイント、パネラーは正解者分だけポイントになる。
その他にみんなが顔マネしてパネラーに当ててもらう「私って何者?」、一番表情がうまいプレイヤーを競う「なりきりマスター」、相手を笑わせたら勝ちの「にらめっこ」、顔マネを伝える「伝達ゲーム」のルールでも遊べる。
顔はめパネルは難易度2段階で16枚ずつ、32枚収録。レベル1は「熱いラーメンをフーフーと冷ましているときの顔」「怒ったゴリラの顔」など、レベル2は「夏休み最終日、宿題に必死な顔」「ボディビルダーがポージングをしている時の顔」など。紛らわしいものもあり、表情だけで当ててもらうには、笑ってしまうくらいの変顔が求められる。
内容物:パネル 32枚、お題シート 1枚(両面)、ポイントチップ 56枚
保育園でボードゲーム
近くの保育園の親子行事に呼ばれてボードゲームを遊んでもらった。以前、保育士さんたちの研修に呼ばれ(Tweet)、子どもたちが楽しんでくれて、親からボードゲーム名の問い合わせがあったことから実現した。コロナ明けで4年ぶりの親子行事だという。
「小学生向けボードゲーム教室を頼まれたときの10のポイント」で、8人に1人の割合でスタッフの先生をつけることを提案したが、今回は小学生ではなく3~5歳の園児である。ルールを聞いてもらうどころか、席に着かせることすら難しいかもしれない。しかも親子合わせて60名以上という大人数で、1卓4人として、未就学児でも遊べるボードゲームを15タイトル以上を用意する必要があった。
そこで1週間前に園を訪ねて、保育士さんを対象に1時間ほどのゲーム選定会&ルール講習会を実施。当日まで少し遊んでおけるよう、そのままボードゲームを置いてきた。園にもいくつか備品があり、結局当日遊ばれたのは次のボードゲームである。複数用意できたものもあり、全部で9種類。
- スティッキー(Zitternix)
- カヤナック(Kayanak)
- ベルズ(Bellz!)
- くるりんパニック(Loopin’ Louie)
- スリルボム(Thrill Bomb)
- ごきぶりキッチン(Kakerlakak)
- テンポかたつむり(Tempo, kleine Schnecke!)
- テディーメモリー(Teddy Memory)
- ドブルキッズ(Dobble Kids)
最初に子ども抜きで保護者対象の講演。最近子どもと一緒にしたことを隣同士で話し合ってもらい、平日子どもが寝る前に15分くらい遊ぶのはブルーライト遮断になり、家事をみんなで一気に終わらせることで大人の時間ももてること、近くで買える場所と選び方、そして子どもと過ごせる時間は今後思ったほど多くないこと、親子で楽しかった思い出は一生残ることなどを話した。
その後、親子2組で4人組になり、15分くらい遊んだら次のゲームに移るという方法で2~3ゲーム遊んでもらった。遊びたがらない子や飽きてしまう子もいたが、保護者がマンツーマンでついているので混乱もなく、十分楽しんでもらえた様子だ。子どもは勝っても負けても、感情をストレートに表出するのが微笑ましい。また、親が子どもの前で真剣になっている姿もいいものである。
終わってからは「忙しい中でも子どもと遊ぶ時間を大切にしたい」「ルールは簡単なのに、意外と考えるところがあって大人でも楽しめた」などの感想を頂いた。ここでだけでなく、ぜひ家庭でも遊び続けてもらいたいと思っている。