『チケット・トゥ・ライド・アメリカ』日本語版、4月上旬発売
ホビージャパンは4月上旬、アメリカの鉄道旅行ゲーム『チケット・トゥ・ライド・アメリカ(Ticket to Ride)』を日本語版で発売する。A.R.ムーン(アメリカ)作、2〜5人用、13歳以上、30〜60分、5,880円。製造元はデイズ・オブ・ワンダー社(フランス)。
2004年にドイツ年間ゲーム大賞、日本ボードゲーム大賞(フリーク部門)を受賞、スペイン、フィンランド、スウェーデン、チェコのゲーム賞で大賞に選ばれた。2006年にバンダイから日本語版が発売され、日本ボードゲーム大賞(国産部門)を再受賞。その後絶版になっていたが、待望の再登場となったビッグタイトルである。ホビージャパンでは、『チケット・トゥ・ライド・ヨーロッパ』に続き、2タイトル目のシリーズ日本語化。
列車カードを集め、そのカードをまとめて出し、北米大陸の路線に列車コマを置いて旅行する。こうして予め配られた2つの都市をつなげば得点。路線はさまざまな色に色分けされており、同じ色の列車カードを出さないと通れない。また、先にほかの人が通ってしまうと通れないため、計画的に旅行しなければならない。
ルールは5分程度で覚えられ、家族からゲーム愛好者まで楽しく遊べるファミリーゲーム。英語、フランス語、ドイツ語など12カ国語版が作られ、累計100万セットを突破。数多くの拡張や、iPad版も発売されている。
なお、ゲームボードやカードに記載されている都市名は、ヨーロッパ版と同じくアルファベット(原語)表記。そのため、対象年齢は上がっているが(子供と遊ぶ場合は小さいラベルを使おう)、当時の北米を旅している雰囲気を楽しめ、すでに発売になっている各種拡張セットとそのまま合わせてプレイすることもできる。
ホビージャパンでは、『チケット・トゥ・ライド ヨーロッパ(6,300円)』のほか、『チケット・トゥ・ライド』の元となった作品を改良した同じ作者の『エアライン・ヨーロッパ
(5,880円)』も日本語版で発売している。鉄道旅行が気に入ったら、飛行機旅行もいかが。
・ホビージャパン:チケット・トゥ・ライド
ピクショナリーマン(Electronic Pictionary Man)
3Dお絵描きゲーム
お絵描きゲームの名作として名高い『ピクショナリー』シリーズが3Dになった。プラスチック製の人形に直接絵を描いて、その人形を動かし、お題を当ててもらう。人形のほかに丸と四角のコマが入っていて、これにも絵を描いて一緒に使ってよい。見ているだけで楽しいゲームである。
さてこのお題は何だろうか。正解は「続きを読む」からどうぞ。
もうひとつ、このゲームのセールスポイントは「エレクトロニック」。人形の足の裏にスイッチと液晶盤がついており、ここにお題が表示される。ボタンを1回押すとカテゴリー(人物、タイトル、アクション、職業、その他)が出て、もう1回押すとお題が表示されると共に、タイマーのカウントダウンが始まる。全自動。これはすごい。
何ラウンドかに1度、チャレンジがある。カテゴリーと時間が発表され、その中でいくつお題を当てられるかビッドする。ビッドの一番多いチームがチャレンジして、ビッドした数だけ当てられれば得点2倍というチャンスだ。これも、ビッド数だけ小さいボタンを押して設定できるようになっている。
アメリカのゲームなので、TV番組名や有名人が全く分からないことがあるが、分からないときにもいろいろ組み合わせて遊ぶことができた。15点先取でtomok画伯と私のチームが勝利。くさのまさんは映画、tomokさんは洋楽というようにそれぞれ得意とするジャンルがあっても、伝わるかどうかは相手次第。分かるか分からないかぎりぎりのラインで通じたときは嬉しい。
お題は2000以上内蔵されており、1ゲーム中に同じお題が出る可能性はほとんどない。
Electronic Pictionary Man
T.ケニー/マテル(2008年)
2チーム/14歳以上
国内未発売
Amazon.com: Electronic Pictionary Man Game