Ninety.&ソンタナオリジナルゲームコンテスト(4)
都内のゲーム&カフェバー「Ninety.」(新宿・曙橋)とタイ料理店「ソンタナ」(世田谷・経堂)が7月から行なっているオリジナルゲームコンテストの最終審査が行われ、優勝作品が決定した。
最終審査は、第三次審査に進んだ各3タイトルを実際にテストプレイする形で行われた。Ninety.側では2つのゲームが、ソンタナ側では1つのゲームがグランプリに選ばれた。審査はお店のスタッフで行われたが、どの審査も大変な力作ぞろいで難航し、頭を悩ませたという。
グランプリに選ばれたのは、Ninety.が『ヒットメーカー!(サークル薫風・佐藤氏)』と『連駒(ガーデンゲームズ・樫尾氏)』、ソンタナが『9Tours(OKAZU brand・林氏)』。お店のコンセプトにマッチし、かつ気軽に遊べるようなテンポのよいゲームが揃っている。
これらの作品は、お店のオリジナルゲームとして、11月以降それぞれの店舗に置かれ、いつでも遊べるようになる。お店でしか遊べない※ゲーム、ボードゲーム愛好者はこれを目当てにお店を訪ねてはいかが。
※追記:お店との協議により、デザイナーの判断で自由に製作販売してよいことになっており、『9Tours』はゲームマーケットでの販売が予定されているという。
・Ninety.&ソンタナオリジナルゲームコンテスト:最終審査結果発表
・Ninety.&ソンタナオリジナルゲームコンテスト
・Ninety.&ソンタナオリジナルゲームコンテスト(2)
・Ninety.&ソンタナオリジナルゲームコンテスト(3)
セレクタ社、キッズゲームから撤退
『ごちそう畑』『水晶を取り戻せ』『レースギャロッポ』『いかだ動物園』などの傑作キッズゲームをリリースしてきたセレクタ社(ドイツ)が、来春のニュルンベルク玩具見本市を最後に、当面キッズゲームから撤退することを明らかにした。
近年増加し続けてきたボードゲーム・パズルの売上に陰りが見られることや、低価格化によって市場の縮小傾向が加速しているため。M.メンツェル社長は「我々のキッズゲームは”メードインバイエルン”のプレミアムクオリティで出荷されていますが、このところ不調でした。」と明かす。
ドイツ年間キッズゲーム大賞を受賞した『おしゃれパーティー』『ねことねずみの大レース』などは「コンスタントに需要がある」ため絶版にしないという。セレクタ社は今後、人員を増強して本来の木のおもちゃの製造に集中する。
・Reich der Spiele:Selecta verlegt keine neuen Kinderspiele mehr