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お正月の全国各紙に同人ボードゲーム特集

元旦から5日にかけて、徳島新聞、静岡新聞、西日本新聞、デイリー東北別冊、河北新報などの全国各紙に、ボードゲーム特集が掲載された。「飛び出せ!日本発ボードゲーム」という見出しで、ゲームマーケットから盛り上がる同人ゲームの世界展開を取り上げている。
共同通信の配信による記事。カナイセイジ氏の『ラブレター』がエッセン・シュピールで注目されたことや、すごろくやがオススメするボードゲームの選び方が紹介されている。ドイツのゲーム事情の小見出しや、ボードゲームの歴史、ゲームマーケット来場者数の推移、運と実力のパラメータによるボードゲームリスト、ボードゲーム用語、世界デビューした新作ゲーム、目指せゲームデザイナーなどと盛りだくさん。
紙面では『ラブレター』のほか、『ワンナイト人狼』『ひもサバンナ』『トレインズ』『すしドラ!』『ナナホシ』『赤ずきんは眠らない』『街コロ』などの大手メーカーでない作品が並ぶ。国産大手のボードゲームが紹介されることが多いこの時期、 こういった作品群にスポットライトが当てられるのは珍しい。
記事本文は西日本新聞のウェブサイトで読むことができる。
西日本新聞:日本製ボードゲーム 海外で注目 「向かい合っての対戦が、楽しい」

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クラウドファンディングで同人再版プロジェクト、目標達成

クラウドファンディング「キャンプファイヤー」で1月7日が期限となっていた同人ゲーム『オトーリバース』の再版プロジェクトが、期限を待たずに目標金額30万円を達成した。3月9日のゲームマーケット大阪に向けて製作が開始される。
『オトーリバース』は、つぶれないようにぎりぎりまで酒を飲むカードゲーム。酒カードをめくっていって、酒カードに書かれたアルコール度数が限度量を超えたら「リバース」してしまう。昨年秋のゲームマーケットで発表後完売となり、当サイトの人気投票で4位という高い評価を得ている。
キャンプファイヤーでの資金募集は先月18日から行われ、20日という短い期間だったが、1月3日に目標金額30万円を達成。最終的に112名が、500円から1万円で合計41万円の資金提供に応じた。2000円以上の資金提供者には、その金額に応じて『オトーリバース』製品などが郵送される。
クラウドファンディングを利用したボードゲームの製作は日本ではほとんど例がなかったが、これによって評価の高い作品を発表したものの資金の都合で再版できないでいるサークルに新しい道が開けそうだ。
Campfire:最悪の宴「オトーリバース」カードゲーム再販プロジェクト