ルーマニア年間ゲーム大賞2014に『キャメルアップ』『ファイブトライブス』
ルーマニアのボードゲームサイト”Jocul Anului(年間ゲーム大賞)”は今月1日、2014年のルーマニア年間ゲーム大賞を発表した。投票と審査員推薦で選ばれたノミネート作品の中から、『キャメルアップ』が入門者部門に、『ファイブトライブス』がアドバンスト部門に選ばれた。
昨年1年間にルーマニアで発売された作品からベストゲームを選ぶ賞。一昨年から2部門に分かれ、一昨年は『スターウォーズ・Xウィングミニチュアゲーム』と『ツォルキン』、昨年は『アウグストゥス』と『マデイラ』を選んでいる。入門者部門とアドバンスト部門は、ボードゲームギークの重さ評価(1軽い~6重いのユーザー評価平均)で分けている。
ノミネートは一般ユーザーの投票をネットで受け付けられ、3位までが自動でノミネート入り、4~10位から3タイトルを審査員が選んでノミネートに入れた。入門者部門は『キャメルアップ』『スターレルム』『宝石の煌き』『グローグアイランド』『ゾンビ15』『シノビ』がノミネートに入り、アドバンスト部門には『ファイブトライブス』『工房の錬金術師』『カンバン』『イスタンブール』『プラエトル』『ヴェルサイユ』がノミネートに入っている。
ノミネート作品は審査員がシステム25%、インタラクション10%、テーマ20%、コンポーネント15%、個人的な評価30%で採点し、大賞を決定した。ルーマニア語版のベストゲーム部門には『世界の七不思議』が選ばれた。
・Jocul Anului:Castigatorii premiilor Jocul Anului in Romania 2014
『宝石の煌き』携帯アプリに
デイズ・オブ・ワンダー社は9日、世界的に人気を集めている『宝石の煌き(Splendor)』の携帯アプリ版(PCでもプレイ可)を発売した。iOS版6.99ドル、Android版849円。
2014年に発売され、ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート、ゴールデンギーク賞・ファミリー部門大賞、オリジンズ賞・カードゲーム部門大賞、オランダゲーム賞・ファミリー部門大賞、日本ボードゲーム大賞・投票部門1位と数々の賞を受賞しているゲーム。これまで30カ国で20万セット以上販売されており、今月中旬には、日本語版もいよいよ発売される(TGiWニュース)。
携帯アプリ版では、コンピューター対戦の1人用と、携帯機器を回して遊ぶ2~4人用のモードがあるほか、シナリオに基づいて目標得点や特定のカードの組み合わせを集めるチャレンジモードも搭載。手番数や時間制限もあってパズルのように楽しめる。
今月19日にはホビージャパンゲームフェスティバルにて、第1回日本選手権が開かれる『宝石の煌き』(TGiWニュース)。腕を磨くのも、単に楽しむのもよさそうだ。
・Days of Wonder Online:Splendor
・Apple iTunes:Splendor
・Google play:Splendor